マニュアルページセク ション 1: ユーザーコマンド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

atok12migs(1)

名前

atok12migs - ATOK8 から ATOK12 へのスタイル設定移行

形式

atok12migs  [-k | -r] atok8_ucf atok12_sty

説明

atok12migs コマンドは、atok8_ucf で指定された ATOK8 環境設定ファイル内の機能のキーへの割り当てとローマ字変換の設定内容を、ATOK12 で使用される形式に変換し、atok12_sty で指定された ATOK12 スタイルファイルに出力します。

atok12_sty が既に存在する場合も、その内容は参照されません。既存の atok12_sty は、変換結果によって上書きされます。

オプション

以下のオプションを指定できます。

–k

機能のキーへの割り当てに関する設定内容だけを変換します。ローマ字に関する設定内容は、ATOK12 のデフォルトが使用されます。

–r

ローマ字に関する設定内容だけを変換します。機能のキーへの割り当てに関する設定内容は、ATOK12 のデフォルトが使用されます。

オペランド

以下のオペランドを指定できます。

atok8_ucf

ATOK8 環境設定ファイル

atok12_sty

出力先 ATOK12 スタイルファイル

環境変数

LANG, LC_CTYPE

atok12migs は LC_CTYPE カテゴリがロケール ja またはそれと同等のロケールに指定されている場合に限り動作します。上記の環境変数の使用法については、environ(5) を参照して ください。

終了ステータス

次の終了値を返します。

0

正常終了

1

理解できないオプション

127

その他のエラー

ファイル

/usr/bin/atok12migs

ATOK8 から ATOK12 へのスタイル設定移行コマンド

属性

属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
atok
インタフェースの安定性
流動的

関連項目

environ(5)atokx2cvttool(1)

『ATOK for Solaris ユーザーズガイド』