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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、Release OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

ZS3-4 のファンモジュールの交換


注意  -  ファンを取り外した状態で長期間コントローラを稼働すると、冷却システムの効果が低下します。そのため、交換用ファンは事前に開梱しておき、障害が発生したファンを取り外したら、ただちにコントローラシャーシに挿入できるようにしておきます。


ファンモジュールはホットスワップ対応であるため、ストレージコントローラの実行中でも、ほかのハードウェア機能に影響を与えずに取り外しや取り付けが可能です。ZS3-4 のファンモジュールを交換するには、次の手順を使用します。

  1. 保守するシャーシのロケータ LED を点滅させるには、BUI で「保守」 > 「ハードウェア」に移動し、関連付けられたロケータアイコン image:位置特定アイコン をクリックするか、サービスプロセッサ (SP) プロンプトに移動して、set /SYS/LOCATE status=on と入力します
  2. 障害が発生したコンポーネントを特定するには、「保守」>「ハードウェア」>「ファン」に移動し、オレンジ色のインジケータがある行をクリックします。

    コンポーネントが図で強調表示されます。

  3. コントローラのラックからの引き出しの説明に従って、コントローラをラックから引き出します。
  4. ファンモジュールの上部にあるラッチを持ち上げてファンモジュールをロック解除し、ファンモジュールを引き抜きます。
    image:ZS3-4 コントローラのファンモジュールを取り外して取り付ける方法を示す図
  5. ファンモジュールをロック解除し、挿入します。
  6. ファンモジュールが完全に固定されるまで強く押します。
  7. 交換したファンモジュールで、ファンの OK インジケータが点灯していることと、障害インジケータが薄暗いことを確認します。
  8. 上部のファンステータスインジケータ、保守要求ステータスインジケータ、ロケータステータスインジケータまたはロケータボタンが点灯していないことを確認します。
  9. BUI の「保守」 > 「ハードウェア」画面に移動します。コントローラの右矢印アイコン image:適用アイコン をクリックし、「ファン」をクリックして、新しく装着したファンモジュールのオンラインアイコン image:ライト点灯アイコン が緑色になっていることを確認します。
  10. 障害が自動でクリアされない場合、アクティブな問題の修復を参照してください。
  11. 各レール側面のリリース爪を押して、ゆっくりとストレージコントローラをラックにスライドさせます。