ZS9-2 フロントパネルコンポーネント - ZS9-2 コントローラのドライブスロットおよびフロントパネルコンポーネントを次の図に示します。
図 1 ZS9-2 のフロントパネル
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ZS9-2 背面パネルコンポーネント - ZS9-2 コントローラの PCIe スロットおよび背面パネルコンポーネントを次の図に示します (図は ZS9-2 のハイエンドモデル)。
図 2 ZS9-2 の背面パネル
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クラスタインタフェースカードの互換性 - ZS9-2 コントローラは、Oracle Quad Port 10GBASE-T Ethernet Adapter の 2 つの Ethernet ポートを介した、Ethernet ベースのクラスタ化を採用しています。その他のコントローラのクラスタインタフェースカードはすべて、2 つのシリアルクラスタリンクを介したシリアルベースのクラスタ化を使用しており、1 つのリンクを介して Ethernet 接続を提供します。したがって、ZS9-2 クラスタインタフェースカードは古いコントローラモデルと互換性がありません。
クラスタを形成するためにケーブルを接続する方法については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイド、クラスタケーブルの接続を参照してください。
ZS9-2 の背面パネルには、NET0 というラベルの付いた、RJ-45 100/1000BASE-T ギガビット Ethernet (GbE) ネットワークコネクタが 1 つあります。このポートは 100M ビット/秒または 1000M ビット/秒で動作します。このポートを使用してアプライアンスをネットワークに接続します。
このポートには 2 つのステータスインジケータ (LED) があります。これらのインジケータはコントローラの背面から見えます。
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ZS9-2 コントローラには、「NET MGT」のラベルが付いた 10/100/1000BASE-T Ethernet の管理ドメインインタフェースが 1 つ装備されています。このポートには 2 つのステータスインジケータ (LED) があります。これらのインジケータはコントローラの背面から見えます。サービスプロセッサの NET MGT ポートは、Oracle ILOM サービスプロセッサへのオプションの接続です。NET MGT ポートは、デフォルトでは、動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用するように構成されています。サービスプロセッサの NET MGT ポートでは、10/100/1000BASE-T 接続用に RJ-45 ケーブルを使用します。
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サービスプロセッサの SER MGT ポートは、RJ-45 ケーブルを使用しており、Oracle ILOM サービスプロセッサへのデフォルトの接続です。このポートはコントローラへのローカル接続を行い、Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) コマンドのみを認識します。端末または端末エミュレータは通常、このポートに接続します。
4x4 SAS HBA は、ZS9-2 ハイエンドモデルでは PCIe スロット 1、2、8、および 9 に、ZS9-2 ミッドレンジモデルではスロット 1 および 9 に、それぞれ取り付けられます。HBA は外部のディスクシェルフへの接続を提供します。HBA の論理ポートには、次の図に示すように下から上に 0 - 3 の番号が付けられています。
図 3 ZS9-2 の 4x4 SAS HBA