新しいディスクシェルフの追加
システムに新しいディスクシェルフを追加するには、次の手順を使用します。ディスクシェルフはスタンドアロンまたはクラスタ化されたストレージコントローラに追加できます。その際、アプライアンスの電源を切断する必要はなく、クライアントに対するサービスが中断することもありません。新しいディスクシェルフで、その他のコンポーネントをラック内で移動する必要がある場合、これらのコンポーネントを最初に移動する必要があります。ディスクシェルフのガイドラインおよび配線図については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイド、配線の入門を参照してください。
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アプライアンスのラックを安定させます。ラックに転倒防止脚がある場合、ラックの下から引き出します。
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Oracle ZFS Storage Appliance インストールガイド の該当する手順を使用して、新しいディスクシェルフをラックに設置し、電源ケーブルを接続して、給電します。ディスクシェルフの設置のガイドラインについては、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイド、キャビネットおよび配線のガイドラインを参照してください。
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1 回につき 1 つのディスクシェルフケーブルを使用して作業し、冗長なパスを使用して、 Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイド の図に従って、ケーブルをコントローラとその他のディスクシェルフに接続します。新しいディスクシェルフの配線時には、常に 1 つのアクティブパスを保持してください。
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配線を調べて、ディスクシェルフへの冗長なパスがあることを確認します。
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BUI で「保守」>「ハードウェア」に移動するか、CLI コンテキスト maintenance hardware に移動してコマンド list を発行することによって、ディスクシェルフが存在することを確認します。
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新しいディスクシェルフを既存のプールまたは新しいプールに追加するには、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x の ストレージの構成を参照してください。
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ストレージのワークロードがほとんど読み取り操作である場合、すべてのディスクシェルフ間で迅速にワークロードのバランスを取るために、バックアップと復元操作を実行することをお勧めします。ユーザーデータをバックアップして復元するには、NDMP バックアップソフトウェア、スナップショット、およびリモートレプリケーション、またはそのいずれかを使用できます。したがって、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x の NDMP 構成、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x の スナップショットとクローン、またはOracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x の リモートレプリケーションを参照してください。