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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、Release OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

ZS9-2 PCIe カード構成

10 個の PCIe スロットはコントローラ内部の後部にあります。コントローラの背面から見て、スロットは 2 つのグループに分けられます。内蔵ネットワークポートと背面インジケータの左側にある 5 個と、ネットワークポートとインジケータの右側にある 5 個です。PCIe スロットの名称は (背面から見て) 左から右に付けられ、左側の 6 個のスロットが PCIe スロット 1 - PCIe スロット 6、右側の 5 個のスロットが PCIe スロット 7 - PCIe スロット 11 になります。次の図は ZS9-2 ハイエンドモデルを示しています。

image:この画像では、ZS9-2 ハイエンドモデルの背面パネルコンポーネントが示されています。
1 2 番目の PCIe オプション
2 3 番目の PCIe オプション
3 5 番目の PCIe オプション
4 外部 SAS-3 HBA
5
  • ハイエンドモデル: 外部 SAS-3 HBA

  • ミッドレンジモデル: フィラーパネル、スロット使用不可

6 クラスタインタフェースカード
7 1 番目の PCIe オプション
8
  • ハイエンドモデル: 外部 SAS-3 HBA

  • ミッドレンジモデル: フィラーパネル、スロット使用不可

9 外部 SAS-3 HBA
10 4 番目の PCIe オプション

PCIe スロットの幅と機能

コントローラには 10 個のロープロファイル PCIe 4.0 カードスロットがあり、それらの幅と機能は次のとおりです。

  • スロット 3、10 は x16 コネクタ (x16 電気インタフェース)

  • スロット 1、2 は x16 コネクタ (x8 電気インタフェース)

  • スロット4、5、6、7、8、9 は x8 コネクタ (x8 電気インタフェース)


注 -  スロット 1、2 には x16 幅のカードを装着できますが、そのカードの機能は x8 電気インタフェースによって制限されます。

PCIe カードスロットの装着順序

各ベースユニット ZS9-2 には、次の PCIe アダプタやフィラーが常に装着されています。

  • スロット 4: 4x4 SAS-3 HBA

  • スロット 5: ハイエンドモデルでは 4x4 SAS-3 HBA、ミッドレンジモデルではフィラーパネル (スロットは使用不可)

  • スロット 6: クラスタインタフェースカード

  • スロット 8: ハイエンドモデルでは 4x4 SAS-3 HBA、ミッドレンジモデルではフィラーパネル (スロットは使用不可)

  • スロット 9: 4x4 SAS-3 HBA

許容されるオプションのすべての ZS9-2 PCIe カードは次の優先順位および順序に従って、残りのカードスロットの場所に取り付けて固定するようにしてください。

  1. オプションのデュアルポート 100GbE NIC カードをスロット 3、スロット 10 の順に取り付けます。

  2. オプションのデュアルポート 25GbE NIC カードをスロット 7、スロット 1、スロット 2、スロット 10、スロット 3 の順に取り付けます。

  3. オプションのデュアルポート 40GbE NIC カードをスロット 7、スロット 1、スロット 2、スロット 10、スロット 3 の順に取り付けます。

  4. オプションのデュアルポート 32Gb FC HBA カードをスロット 7、スロット 1、スロット 2、スロット 10、スロット 3 の順に取り付けます。

  5. オプションのクワッドポート 10GbE NIC カードをスロット 7、スロット 1、スロット 2、スロット 10、スロット 3 の順に取り付けます。

  6. オプションのクワッドポート 10GBASE-T NIC カードをスロット 7、スロット 1、スロット 2、スロット 10、スロット 3 の順に取り付けます。