注意 - この手順では、静電気に弱いコンポーネントを扱う必要があるため、コンポーネントに障害が発生する可能性があります。損傷を避けるには、コンポーネントを扱う際、静電気防止用リストストラップを着用し、静電気防止用マットを使用します。 |
DIMM の取り外しは、コールドサービス操作です。DIMM を取り外す前に、アプライアンスの電源を切断する必要があります。システムがクラスタ化構成でない場合、ストレージにアクセスできなくなります。
BUI の「保守」 > 「ハードウェア」セクションに移動し、コントローラの右矢印アイコンをクリックし、「DIMM」をクリックして、オレンジ色のアイコンで示される障害が発生した DIMM の ID を書きとめます。コントローラの図でメモリーモジュールの場所を強調表示するには、モジュール ID をクリックします。障害が発生したモジュールに関する詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックし、「アクティブな問題」をクリックします。
注意 - システムには 3.3 VDC のスタンバイ電源が常に供給されているため、コールドサービスが可能なコンポーネントに対して作業をする前には電源コードを外す必要があります。 |
コントローラの障害検知ボタン [1] が押されると、コンポーネントの障害のためにつけられた障害 LED を点灯するのに十分な電圧が障害検知回路にあることを示すために、障害検知ボタンの横にある LED が緑色に点灯します。障害検知ボタンを押したときに、この LED が点灯しない場合は、障害検知回路に電力を供給するコンデンサが電荷を失っている可能性があります。これは、障害 LED が点灯した状態で障害検知ボタンを数分間押すか、コントローラの電源が 15 分以上切れている場合に発生する可能性があります。
次の図は、障害検知ボタンの位置を示しています。
障害の発生した DIMM は、マザーボード上の対応するオレンジ色の LED で識別されます。
DIMM 障害 LED が消灯している場合、DIMM は正常に動作しています。
DIMM 障害 LED が点灯 (オレンジ色) している場合、DIMM に障害が発生しているため、交換するようにしてください [1]。
これにより、DIMM のロックが解除され、ソケットから DIMM が吐き出されます。
DIMM 上のノッチを DIMM スロットの突起に合わせ、DIMM を正しく取り付けます。
DIMM をコネクタスロットに簡単に固定できない場合は、DIMM のノッチがコネクタスロットのコネクタキーと合っていることを確認します。ノッチが合っていないと、DIMM が破損する可能性があります。
数分かかる起動シーケンスの間、電源/OK ステータスインジケータは点滅し続けます。システムが動作状態になると、インジケータは点灯したままになります。