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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、Release OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

未処理のストレージファームウェアの更新

未処理の更新が存在する場合、残りの更新の番号の横に情報アイコンまたは警告アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると「ファームウェアの更新」ダイアログが開き、現在の残りの更新が一覧表示されます。各更新に、コンポーネントの最新バージョン、前回の更新日時、前回の更新に失敗した理由が表示されます。

未処理の更新は、「保留」、「処理中」、「失敗」の 3 つのうちいずれかの状態にある可能性があります。更新は「保留中」状態で開始され、定期的に再試行され、次に「進行中」状態に移行します。一時的な状態のために失敗した場合、更新は「保留中」状態に戻されます。それ以外の場合は「失敗」状態に移行します。

次の場合に問題があります。

  • いずれかの更新が「失敗」状態である。

  • 更新が「保留中」状態のままである。

  • 残りの更新の数が減ることなく、更新が長時間にわたって (30 分以上)「保留中」状態と「進行中」状態で切り替わる。

次の条件は問題を示すものではありません。

  • 複数のシャーシのアップグレード時に、残りの更新数が減っており、更新が進行中であることを示している。一部のシャーシが「保留中」ステータスで表示され、1 つまたは複数のディスクに 1 つのパスしか存在しないことを示している。更新中にシャーシエクスパンダがリセットされると一部のディスクが一時的にパスが 1 つしかない状態になり、稼働状態で安全に再試行できる状態になるまでほかのシャーシに対する更新は遅延されることがあります。


注 -  ファームウェアの更新ダイアログは自動的にリフレッシュされません。更新されたビューを取得するには、ダイアログボックスを閉じてから、再度開きます。