注意 - この手順では、静電気に弱いコンポーネントを扱う必要があるため、コンポーネントに障害が発生する可能性があります。損傷を避けるには、コンポーネントを扱う際、静電気防止用リストストラップを着用し、静電気防止用マットを使用します。 |
PCIe カードの交換または追加はコールドスワップ手順であるため、コントローラへの電力供給を停止する必要があります。新しくリリースされたアダプタを取り付ける場合は、ソフトウェアのアップグレードの説明に従ってアダプタを取り付ける前にシステムソフトウェアをアップグレードします。ZS7-2 の PCle カードを交換または追加するには、次の手順を使用します。
障害の発生した PCIe カードを交換する場合、交換する PCIe カードを特定します。
BUI の「保守」 > 「ハードウェア」セクションに移動し、コントローラの右矢印アイコンをクリックして、オレンジ色のアイコンで示される障害の発生した PCIe カードの ID を書きとめます。障害の発生していない PCle カードを交換する場合は、その場所を書きとめます。コントローラの図でカードの場所を強調表示するには、カード ID をクリックします。カードに関する詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックし、「アクティブな問題」をクリックします。
新しい PCIe カードを追加する場合は、ZS7-2 の PCIe カードの構成の説明に従って、正しいスロット位置を特定します。
注意 - システムには 3.3 VDC のスタンバイ電源が常に供給されているため、コールドサービスが可能なコンポーネントに対して作業をする前には電源コードを外す必要があります。 |
PCIe カードを装着可能な PCIe スロットは 11 個あります。次の図は、PCIe スロットの番号付けを示しています。
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ケーブルを正しく簡単に再接続できるようにするために、ケーブル接続を書きとめておきます。PCIe カードにトランシーバがある場合は、コントローラから PCIe カードを取り外す前に、トランシーバを取り外してください。
![]() | 注意 - 交換用の PCIe カードを空のスロットにすぐに挿入しない場合は、PCIe フィラーパネルをスロットに挿入し、電磁干渉 (EMI) の発生や不十分な通気によるコントローラの過熱の可能性を減らすようにしてください。 |
PCIe カードがスロットに固定されると、カチッという音や手ごたえがします。
取り付けた PCIe カードがトランシーバを必要とする場合は、この時点でトランシーバを取り付けてください。
HBA を交換した場合、 Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイド の説明に従って、ポートにディスクシェルフを接続します。
数分かかる起動シーケンスの間、電源/OK ステータスインジケータは点滅し続けます。システムが動作状態になると、インジケータは点灯したままになります。
が緑色になっていることを確認します。新しいカードに関する詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックします。