ZS3-2 フロントパネルコンポーネント - ZS3-2 コントローラのドライブスロットおよびフロントパネルコンポーネントを次の図に示します。
図 41 ZS3-2 コントローラのフロントパネル
ドライブスロット 0 および 1 には、ミラー化された 2 つのブートドライブが搭載されています。最大 4 台の読み取り最適化キャッシュソリッドステートドライブ (SSD) が、スロット 2 から 5 まで順番に搭載されます。スロット 6 と 7 は空のため、ドライブフィラーを取り付ける必要があります。
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ZS3-2 背面パネルコンポーネント - ZS3-2 コントローラの PCIe スロットおよび背面パネルコンポーネントを次の図に示します。
図 42 ZS3-2 コントローラの背面パネル
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クラスタインタフェースの互換性 - ZS3-2 コントローラには、バージョン 2 クラスタ化ポートのための組み込みサポートが含まれています。これにはクラスタインタフェースカードが付いておらず、PCIe スロットに取り付けることもできません。
ZS3-2 には、背面パネルの左から右に、NET 3、NET 2、NET 1、および NET 0 のラベルの付いた、4 つの RJ-45 10 ギガビット Ethernet (10GbE) ネットワークコネクタがあります。ポートは 100M ビット/秒、1000M ビット/秒、または 10G ビット/秒で動作します。これらのポートを使用して、アプライアンスをネットワークに接続します。
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各 NET ポートの上にある LED は、ポートごとに、左側がリンク/動作状態インジケータ、右側が速度インジケータです。
図 43 ZS3-2 コントローラの Ethernet ポート
ネットワーク管理コネクタ (NET MGT) は RJ-45 10/100 BASE-T Ethernet ポートで、SP コンソールへの代替の端末インタフェースを提供します。
図 44 ZS3-2 コントローラのネットワーク管理ポート
シリアル管理コネクタ (SER MGT) は RJ-45 ポートで、サービスプロセッサ (SP) コンソールへの端末接続を提供します。
図 45 ZS3-2 コントローラのシリアル管理ポート
2 つのクラスタシリアルポート (0 と 1) および 1 つの Ethernet ポートが、2 つのコントローラ間の通信を提供して、クラスタ構成が形成されます。ケーブルを接続してクラスタを形成する方法については、ZS3-2 Controller Cluster I/O Ports in Oracle ZFS Storage Appliance Cabling Guideを参照してください。
注意 - RJ-45 ケーブルをクラスタシリアルポート (0 と 1) から取り外す際、内部 RJ-45 レセプタクルを損傷しないよう特に注意してください。RJ-45 ケーブルをクラスタシリアルポートから正しく取り外すには、次を実行します。 |
図 46 ZS3-2 コントローラのクラスタ I/O ポート: シリアル 0、シリアル 1、Ethernet
ZS3-2 の PCle スロット 2 に取り付けられている 4x4 SAS HBA は、外部ディスクシェルフへの接続を提供します。HBA 論理ポートには、次の図に示すように 0 - 3 の番号が付けられています。
図 47 ZS3-2 コントローラの 4x4 SAS HBA ポート番号
追加の 4x4 SAS HBA を搭載したコントローラのスロット配置については、ZS3-2 PCIe I/O カードを参照してください。