ソフトウェアの更新に支障をきたすような異常が存在しないことを確認するため、システムレベルの健全性検査が行われます。問題が検出されると、アラートログに出力され、更新プロセスは異常終了します。すべての問題が修正されるまで、システムソフトウェアの更新は続行されません。
計画された更新の場合は、同様の健全性検査を手動で事前に実行できます。これにより、更新保守ウィンドウをスケジューリングする前にシステムの状態を事前にチェックして、更新プロセスに支障をきたす可能性のある問題を修正できます。手動の健全性検査によって発行される問題レポートは、更新プロセス内に統合された健全性検査によって発行されるものと同じです。統合された健全性検査と同様に、問題が検索された場合は、アラートログエントリで説明されているアラートログへのリンクが表示されます。問題が見つからない場合は、「システムの準備完了」状態が「はい」に変わり、システムソフトウェア更新の準備ができていることを示します。