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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、Release OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

管理ポートの構成

すべてのスタンドアロンコントローラでは、少なくとも 1 つの NIC ポートが管理インタフェースとして構成されているべきです。BUI で「管理を許可」オプションを選択すると、ポート 215 で BUI 接続、および ssh ポート 22 で CLI 接続が有効になります。

上で説明したように、すべてのクラスタインストールでは、各コントローラ上の少なくとも 1 つの NIC ポートが管理インタフェースとして構成されているべきです。さらに、NIC インスタンス番号はコントローラごとに一意である必要があります。たとえば、nodeA は igb0 を使用し、nodeB は igb1 を使用して、どちらもクラスタデータインタフェースとして使用できないようにします。さらに、BUI で「構成」 > 「クラスタ」オプションを使用して、これらのインタフェースをコントローラに対してロックする必要があります。これには、クラスタ構成の各コントローラに、追加のネットワークインタフェースカードを取り付ける必要がある場合もあります。

何らかの理由でアプライアンスデータインタフェースにアクセスできない場合は、管理ネットワークインタフェースで BUI および CLI アクセスが保持されます。クラスタテイクオーバー中は、障害が発生したコントローラでインタフェースが停止します。したがって、障害が発生したコントローラから診断情報を収集するには、ロックされたインタフェースの構成が必要です。


注 -  クラスタ上でロックされた管理インタフェースの構成に失敗すると、障害の診断や解決の時間が必要以上に長くなる可能性があります。