クラスタ化コントローラをアップグレードするための準備 (BUI)
クラスタ化コントローラのアップグレードを準備するには、次の手順を使用します。
始める前に
ソフトウェアアップグレードの準備を完了します。
注 -
この手順では、アップグレードされる最初のコントローラをコントローラ A、そのピアをコントローラ B と呼びます。いずれかのコントローラが STRIPPED 状態である (アクティブなリソースがない) 場合は、可用性の遅延を避けるため、最初にそのコントローラをアップグレードします。クラスタ内の両方のコントローラにアクティブなリソースがある場合は、最初にアップグレードするコントローラとしてどちらかを選択します。
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ローカルシステム上で、「ソフトウェア更新のダウンロード」の説明に従ってソフトウェア更新をダウンロードします。
更新パッケージは、名前にバージョン番号を含む単一の圧縮されたファイルです (ak-nas-2013-06-05-0-0.0.pkg.zip など)。必要な場合はファイル名を変更できます。バージョン番号はイメージの内部に記録されています。更新のサイズは変動することがありますが、通常は数百 M バイトのサイズです。
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コントローラ A で「構成」>「クラスタ」に移動し、各ピアのアクティブリソースとステータスを確認します。
クラスタの状態については、Oracle ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x の クラスタのテイクオーバーとフェイルバックを参照してください。
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管理インタフェースがロック解除
の状態になっている場合、管理インタフェースの横にあるロックアイコン
をクリックします。
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「保守」>「システム」に移動し、「ソフトウェア更新」の横にある追加アイコン
をクリックします。
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「ソフトウェア更新を追加」ボックスで、インストールする更新を参照して選択します。
アップロードの進行状況を示す進行状況バーが表示されます。
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コントローラ B でステップ 2 から 5 を繰り返します。