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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル、Release OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

構成バックアップの内容

構成バックアップには、次のものが含まれます

  • NTP、NIS、LDAP、およびその他のサービスの設定などのシステム全体に関連するメタデータ。

  • ネットワークデバイス、データリンク、およびインタフェース構成。

  • ローカルユーザー (ディレクトリユーザーではない) のユーザーアカウント、ロールと権限、プリファレンス、および暗号化されたパスワード。

  • アラートとしきい値、およびそれに関連付けられた規則。

  • iSCSI ターゲットおよびイニシエータ。

  • iSCSI サービスのプロパティー。

  • SRP ターゲットとイニシエータ。

  • 暗号化構成: ローカルキーストアのすべての内容 (暗号化された形式で格納された鍵を含む)。構成の詳細 (OKM の登録 PIN や、鍵の名前のみを含む)。


注 -  クラスタ構成では、構成バックアップは、それが作成またはインポートされたノード上でのみ表示されます。

構成バックアップには、次のものは含まれません

  • ユーザーデータ (シェアと LUN)。ユーザーデータは、NDMP バックアップソフトウェア、スナップショット、またはリモートレプリケーションを使用して個別にバックアップする必要があります。

  • ディレクトリユーザーのユーザーパスワード。これらは、LDAP や Active Directory などの個別のネットワークディレクトリサービス内のみに格納されたままになり、バックアップ内に格納されたり、復元されたりすることはありません。

  • ユーザーデータに直接関連付けられたメタデータ (スナップショットスケジュール、ユーザー割り当て制限、圧縮設定、シェアや LUN のその他の属性など)。

  • 分析およびログ。アラート規則を使用して、イベントを外部 SNMP トラップレシーバーまたは電子メールの宛先にリダイレクトできます。

  • システムソフトウェア。システムソフトウェアは、システム更新機能の一部として自動的にバックアップされます。

  • レプリケーションターゲット。