Oracle® Solaris Studio 12.4: Fortran ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

2.2 コンパイラの起動

シェルプロンプトで起動される単純なコンパイラコマンドの構文は次のとおりです。

f95 [options] files...

ここで、files….f.F.f90.f95.F90.F95、または .for で終わる 1 つ以上の Fortran ソースファイル名で、options は 1 つ以上のコンパイラオプションフラグです。(.f90 または .f95 の拡張子で名前が終わるファイルは、f95 コンパイラだけが認識する「自由形式」の Fortran 95 ソースファイルです。)

次の例では、f95 は 2 つのソースファイルをコンパイルし、実行時デバッグを有効な状態にして growth という名前の実行可能ファイルを生成します。

demo% f95 -g -o growth growth.f fft.f95

注 -  f95 または f90 コマンドのいずれを使用しても、Fortran コンパイラを起動できます。

新規: コンパイラは、拡張子が .f03 または .F03 のソースファイルも受け入れます。これらは、.f95 および .F95 と同等とみなされ、ソースファイルに Fortran 2003 拡張機能が含まれていることを示す手段として利用できます。

コンパイラが受け付ける各種ソースファイルの拡張子については、ファイル名の拡張子を参照してください。