(Oracle Solaris) このオプションを指定すると、ドライバはリンク行で特殊なマップファイルをインクルードします。マップファイルはテキスト、データ、および bss セグメントを、n で指定された値に整列します。非常に大きなページを使用する場合は、ヒープセグメントおよびスタックセグメントが適切な境界に整列されることが重要です。これらのセグメントが整列されない場合、次の境界まで小さなページが使用され、この結果、パフォーマンスが低下することがあります。マップファイルにより、セグメントは確実に適切な境界上に整列されます。
n の値は次のいずれかである必要があります。
SPARC: 有効な値は、8K、64K、512K、2M、4M、32M、256M、1G、および none です。
x86: 有効な値は、4K、8K、64K、512K、2M、4M、32M、256M、1G、および none です。
SPARC と x86 のデフォルトはどちらも none です。
推奨の使用法は次のとおりです。
SPARC 32-bit compilation: -xsegment_align=64K SPARC 64-bit compilation: -xsegment_align=4M x86 32-bit compilation: -xsegment_align=8K x86 64-bit compilation: -xsegment_align=4M
ドライバは適切なマップファイルをインクルードします。たとえば、ユーザーが -xsegment_align=4M と指定した場合、ドライバは -Minstall-directory/lib/compilers/mapfiles/map.4M.align をリンク行に追加します。install-directory はインストールディレクトリです。前述のセグメントは、4M 境界上に整列されます。