Oracle® Solaris Studio 12.4: Fortran ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

4.6.5 Fortran 2003 非同期入出力

コンパイラは入出力文中の ASYNCHRONOUS 指定子を認識します。

ASYNCHRONOUS=[’YES’ | ’NO’]

この構文は Fortran 2003 規格の第 9 章で提案されているものです。WAIT 文とともに使うことで、コンピューティングで重複する可能性のある入出力処理を指定することができます。コンパイラは ASYNCHRONOUS=’YES’ を認識しますが、規格では実際の非同期入出力を必要としません。このコンパイラのリリースでは、入出力は常に同期です。