指示先が引用されるたびに、f95 はポインタの現在の値を指示先のアドレスとして使用します。
Cray ポインタ型の文では、ポインタと指示先の両方を宣言します。
Cray ポインタは Cray 型のポインタです。
Cray ポインタの値は、32 ビットプロセッサ上で領域の 1 単位を占め、64 ビットプロセッサ上で領域の 2 単位を占めます。
Cray ポインタは COMMON の並びまたは仮引数で使用することができます。
Cray ポインタの値が定義されるまでは、指示先にアドレスはありません。
指示先として配列が指定されている場合、その配列を「指示先配列」と呼びます。
この場合の配列の宣言子は次の場所に指定することができます。
独立した型宣言文
独立した DIMENSION 文
ポインタ文自体
配列の宣言子が副プログラムにある場合、次元の設定は次の場所で確認できます。
共通ブロックにある変数
仮引数である変数
各次元のサイズは、指示先が引用される時ではなく、副プログラムの処理が始まる時に認識されます。