Oracle® Solaris Studio 12.4: Fortran ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

3.4.171 –xprofile_pathmap=collect_prefix:use_prefix

(SPARC) プロファイルデータファイル用のパスマッピングを設定します

-xprofile_pathmap オプションは -xprofile=use オプションとともに使用します。

コンパイラが -xprofile=use でコンパイルされたオブジェクトファイルのプロファイルデータを見つけられず、次の点に該当する場合は、-xprofile_pathmap を使用します。

  • 前回 -xprofile=collect でコンパイルしたときに使用されたディレクトリとは異なるディレクトリで、-xprofile=use を指定してコンパイルしています。

  • オブジェクトファイルはプロファイルで共通ベース名を共有しているが、異なるディレクトリのそれぞれの位置で相互に識別されている。

collect-prefix は、オブジェクトファイルが -xprofile=collect でコンパイルされたディレクトリツリーの UNIX パス名の接頭辞です。

use-prefix は、オブジェクトファイルが -xprofile=use を指定してコンパイルされたディレクトリツリーの UNIX パス名の接頭辞です。

-xprofile_pathmap の複数のインスタンスを指定すると、コンパイラは指定した順序でインスタンスを処理します。-xprofile_pathmap のインスタンスで指定された各 use-prefix は、一致する use-prefix が識別されるか、最後に指定された use-prefix がオブジェクトファイルのパス名と一致しないことが確認されるまで、オブジェクトファイルのパス名と比較されます。