Oracle® Solaris Studio 12.4: Fortran ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

3.4.181 -xthroughput[={yes|no}]

-xthroughput オプションは、システム上で多数のプロセスが同時に実行されている状況でアプリケーションが実行されることをコンパイラに示します

-xthroughput=yes を指定すると、コンパイラは、単一のプロセスのパフォーマンスは若干低下するが、システム上のすべてのプロセスによって実行される作業量が増加するように最適化を行います。たとえば、コンパイラがデータの先読みの積極性を下げることを選択する可能性があります。そのように選択すると、そのプロセスによって消費されるメモリー帯域幅が減少し、プロセスの実行が遅くなることがありますが、ほかのプロセスが共有するメモリー帯域幅が増加します。

デフォルトは -xthroughput=no です。