Oracle® Solaris Studio 12.4: Fortran ユーザーズガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

3.4.167 -xprefetch_auto_type=indirect_array_access

間接アクセスされるデータ配列に対して間接先読み命令を生成します。

直接メモリーアクセスに対して先読み命令が生成されるのと同じ方法で、-xprefetch_level={1|2|3} オプションが指示するループに対して間接先読み命令を生成します。接頭辞 no% を付けると、この宣言を無効にできます。

デフォルトは -xprefetch_auto_type=no%indirect_array_access です。

このオプションを使用するには、-xprefetch=auto および最適化レベル -xO3 以上が必須です。

-xdepend などのオプションは、メモリー別名のあいまいさを排除する情報の生成に役立つため、間接先読み候補の計算の積極性に影響し、このため、自動的な間接先読みの挿入が促進されることがあります。