RADIUS サーバーの Oracle Fabric Manager 用の構成
RADIUS サーバーは Oracle Fabric Manager ソフトウェアまたは Fabric Interconnect にログインするユーザーの承認と認証を処理します。RADIUS を有効にするには、使用する特定の RADIUS サーバーを参照するソフトウェアのいくつかのパラメータを構成する必要があります。
RADIUS サーバーを構成するときは、RADIUS ユーザーも構成する必要があります。RADIUS ユーザーの情報を参照してください。RADIUS ユーザーは、RADIUS サーバーを Oracle Fabric Manager 用に構成する前に作成される必要があります。
-
RADIUS ユーザーを構成します。
RADIUS ユーザーの構成を参照してください。
-
ナビゲーションパネルから、「管理対象デバイス」->「Fabric Interconnect」を選択し、RADIUS サーバーを構成する Fabric Interconnect を選択します。
-
「RADIUS サーバー」タブをクリックします。
-
「作成」をクリックします。
-
フィールドに値を入力してから、「送信」をクリックします。
|
|
RADIUS サーバーの名前
|
ネットワーク内の RADIUS サーバーの名前を入力します。
RADIUS サーバー名には、ニックネーム、別名、またはその他の完全修飾ドメイン名でない (非 FQDN の) 名前を指定できます。
|
ホストサーバーの名前
|
1 人以上のユーザーを認証するときに使用するホストサーバーの名前を入力します。
ホストサーバー名は、完全修飾ドメイン名 (FQDN) にする必要があります。
|
ポート
|
ホストと RADIUS サーバーが通信に使用する特定のポートの番号を入力します。デフォルトでは、ポート 3268 が使用されます。
ポートを指定する場合は、ホストおよび RADIUS サーバー専用である必要があります。指定したポートは、ほかのトラフィックやサービスに使用できません。
|
ユーザーの名前
|
Oracle Fabric Manager へのログイン時に RADIUS で認証されるユーザーの名前を入力します。
このユーザー名は、手順 1 で構成した RADIUS ユーザー名です。
ユーザーを認証できるようにするには、そのユーザーが RADIUS ユーザーデータベースに存在する必要があります。Oracle Fabric Manager にログインする各ユーザーに対応する RADIUS ユーザーが作成されていない場合は、「新しい RADIUS サーバーを作成します」ウィザードを取り消して、この時点で RADIUS ユーザーアカウントを追加します。
|
パスワード
|
ユーザーのログインパスワードを入力します。このパスワードは、RADIUS 認証の一環として検証されます。
|
シークレット
|
ホストと RADIUS サーバーの間で使用される RADIUS シークレットパスワードを入力します。このパスワードにより、ホストはユーザー認証のために RADIUS サーバーにログインできます。
|
認証タイプ
|
RADIUS ユーザーがユーザーに適用する認証のタイプを選択します。
|
再試行回数
|
ホストと RADIUS サーバー間で行われる再試行の回数を入力します。0 - 100 の数値を入力します。このオプションフィールドのデフォルトは 3 回の再試行です。ゼロ (0) を入力すると再試行は行われず、ホストと RADIUS サーバー間の接続試行が失敗すると、認証試行は中断されます。
|
タイムアウト
|
ホストと RADIUS サーバー間のログイン試行の「タイムアウト」値 (秒単位) を入力します。0 - 120 の数値を入力します。このオプションフィールドのデフォルトは 3 秒です。ゼロ (0) を入力すると、タイムアウト値は設定されず、ログイン試行が失敗します。
|
説明
|
(オプション) 説明を入力します。
|
|
-
「RADIUS サーバー」タブをチェックして、RADIUS サーバーが正しく構成されたことを確認します。