同期間隔によって、アクティブノードからパッシブノードに同期メッセージが送信される頻度が決まります。デフォルトでは、アクティブとパッシブの HA パートナー間の同期間隔は 300 秒 (5 分) に設定されています。ただし、使用するネットワークで必要な同期間隔を設定することもできます。同期間隔は、初期構成時、または HA パートナーが構成されたあとの任意の時点で、デフォルト値以外に設定できます。
カスタムの同期間隔を設定すると、ネットワークの状態に基づいて配備でき、便利です。例:
頻繁なバックアップが必要となる、非常に揮発性の高い環境では、同期間隔を小さな値に設定してバックアップ頻度を増やすことができます。同期間隔が短いと、同期がより頻繁に行われ、より多くのオーバーヘッドが必要になります。
頻繁なバックアップが不要な、安定したネットワークや待機時間の短い環境では、同期間隔を大きな値に設定してバックアップ頻度を減らすことができます。同期間隔が長くなると、その間に作成されるウィンドウが大きくなり、その結果、アクティブパートナーが停止した場合、より多くのデータが失われる可能性があります。
ほとんどの場合、デフォルト値で十分です。ただし、この値はカスタマイズ可能です。デフォルト以外の値を設定するには、HA パートナーの同期間隔を秒数で入力します。最小値は 10 秒です。