I/O テンプレートでの許可 VLAN の構成
I/O テンプレートレベルで許可 VLAN を指定することによって、許可 VLAN を割り当てる vNIC への柔軟性が得られます。I/O テンプレートがサーバーに配備されると、そのサーバーにプッシュされる vNIC だけに、構成された許可 VLAN が与えられます。対照的に、ネットワーククラウドで許可 VLAN 機能を割り当てた場合、クラウドに接続したすべての vNIC に、同じ許可 VLAN が与えられます。
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I/O テンプレートを作成します。
I/O テンプレートの作成を参照してください。
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「サーバーリソースマネージャー」->「I/O テンプレート」の順に選択して、I/O テンプレートのサマリーパネルを表示します。
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許可 VLAN を設定する I/O テンプレートの名前をクリックします。
この手順により I/O テンプレートの詳細フレームが入力されます。
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「vNIC」タブをクリックして、I/O テンプレートに関連付けられた vNIC を表示します。
I/O テンプレート用に許可 VLAN を構成するには、最初に、トランクモード vNIC として構成された、少なくとも 1 つの vNIC が含まれる I/O テンプレートを作成します。列に「true」と表示されていれば、その vNIC は許可 VLAN を受け入れます。それ以外の場合は、vNIC を編集して trunk モードを選択します。これにより、vNIC がトランクモードの vNIC として設定されてから、続行します。
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許可 VLAN を構成する vNIC の名前をクリックします。
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「VLAN 範囲」タブをクリックします。
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「新しい VLAN 範囲」をクリックします。
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「開始しています」フィールドに、トランク VLAN で実行する最初の VLAN ID を入力します。
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トランク vNIC で VLAN を 1 つだけ実行させるには、開始フィールドと終了フィールドに同じ VLAN ID を設定します。たとえば、vNIC で VLAN ID 256 だけを実行させるには、開始値と終了値に 256 を設定します。
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トランク vNIC に複数の個々の VLAN が必要な場合、単一の VLAN ID を設定し、VLAN ID ごとに一度これを設定します。たとえば、トランク vNIC で VLAN 256、512、および 1024 を実行させる場合、VLAN ごとに 1 つの範囲を作成する必要があります。
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トランク vNIC で複数の VLAN 範囲を実行させるには、同じ vNIC 上で適切な VLAN 範囲を設定します。複数回この手順を行う必要があります。
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「終了」フィールドに、トランク VLAN で実行する最後の VLAN ID を入力します。
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「送信」をクリックします。