Oracle Fabric Manager では、I/O モジュールレベルで LAG がサポートされています。LAG を構成するときは、LAG のグループ名を指定し、同じ Ethernet I/O モジュールのポートをグループに割り当てます。LAG は、Oracle IB スイッチのゲートウェイポートおよび大半の I/O モジュールでサポートされています。1 ポートの 10 GbE モジュールでは LAG がサポートされません。
LAG はネットワーククラウドと関連付けられ、Ethernet ポートと同じように vNIC の終端点にできます。ネットワーククラウドを関連付ける前に、LAG を作成する必要があります。
LAG は、静的 LAG または受動モード LAG にできます。
静的 LAG で LAG に対してポートを追加したり削除したりするにはユーザーの介入が必要です。
受動モード LAG の場合は、近隣の GbE スイッチと組み合わせて LACP を使用して、LAG 内のポートの追加および削除を動的に制御します。
LAG の命名規則は fabric device/slot.port です。たとえば、iowa/7.2 という名前の LAG は、Oracle ファブリックデバイス iowa のスロット 7 に、LAG 2 が存在することを示しています。この表記は Oracle LAG では標準で、Oracle のファブリックデバイス CLI でも使用されます。