デフォルトで、すべてのパートナーは、各インスタンスを構成したときに指定した同期間隔に基づいて自動的に同期します。同期間隔が完了すると、アクティブパートナーはパッシブノードにバックアップファイルをプッシュします。たとえば、60 秒間隔の同期では、バックアップファイルはアクティブノードからパッシブノードに 1 分ごとにプッシュされます。
ただし、データベースを手動で同期する必要のある場合もあります。たとえば、保守のためにパッシブノードをオフラインにした場合、冗長な Oracle Fabric Manager サーバーをできるだけ早く取得するために、オンラインに戻ったあと、即座に同期する必要がある場合があります。このような場合、サマリーパネルの「強制的に同期」ボタンを使用して、HA パートナーを手動で同期できます。
複数の Oracle Fabric Manager サーバーがオンラインで HA ステータスが「アクティブ:稼働中」であれば、任意のタイミングで強制的に同期を手動で実行できます。
「パートナー同期の強制実行」アイコンをクリックすると、Oracle Fabric Manager サーバー間で情報が交換される間、しばらく時間がかかります。完了すると、ポップアップダイアログにより、パートナーが同期されエラーが発生していないことが示されます。