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Oracle® Fabric Manager 5.0.2 管理ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

バックアップの概要

同期が維持されるように、Oracle Fabric Manager ホストとファブリックデバイスは同時にバックアップしてください。バックアップを実行する順序は重要ではありません。ただし、常にホストの前に、ファブリックデバイスを復元するようにしてください。

各バックアップでは、Oracle Fabric Manager ホストの構成の全体が取得されます。ファブリックデバイスのバックアップでは、どのスロットにどのモジュールが存在しているかを示すハードウェアインベントリと、ファブリックデバイス内のすべてのオブジェクトの管理状態が取得されます。動作状態はバックアップでは取得されません。


注 -  Oracle SDN Controller のバックアップについては、『Oracle SDN Controller ユーザーガイド』を参照してください。

インタフェースから Oracle Fabric Manager ホストとファブリックデバイスのバックアップを実行する方法は、2 つあります。状況に適したバックアップ方法を選択してください。

バックアップのタイプ
説明
リンク
即時
「保守」アイコンを使用して、Oracle Fabric Manager 構成の即時バックアップを手動で作成します。
ファブリックデバイスの即時バックアップを手動で作成します。
スケジュール済み
Oracle Fabric Manager 構成またはファブリックデバイス構成のスケジュール済みバックアップを作成してから、バックアップを実行するには、このオプションを選択します。
バックアップを実行します。

Linux のバックアップは、/opt/xsigo/xms/xms-backups ディレクトリに保存およびコピーされます。一方、Windows のバックアップは C:\Program Files\xms\director-backups ディレクトリに保存されます。

即時バックアップには、次の書式を使用したファイル名が割り当てられます。

  • Oracle Fabric Manager ホストのバックアップでは、backupname_date_time.xml が使用されます。例: foobar_2014_04_05_04_01_59_325.xml

  • ファブリックデバイスのバックアップでは、devicename-backupname_date_time.xml が使用されます。例: delaware-backup1_2014_04_05_04_01_59_325.xml

スケジュール済みバックアップには、次の書式を使用したファイル名が割り当てられます。

  • Oracle Fabric Manager ホストのバックアップ: scheduled_backupname_date_time.xml。例: scheduled_foobar_2014_04_05_04_01_59_325.xml

  • ファブリックデバイスのバックアップ: devicename_scheduled_name_date_time.xml。例: delaware_scheduled_backup1_2014_04_05_04_01_59_325.xml

複数のファブリックデバイスが配備されている場合、それらは共通の Ethernet または IB スイッチングファブリックを共有します。デュアルファブリックデバイス配備では、バックアップを同期する方法はありません。各ファブリックデバイスは、それぞれ独自のファブリックデバイスのバックアップスケジュールで構成するようにしてください。オンデマンドバックアップ時には必ず両方のファブリックデバイス間で手動で複製し、両者のバックアップの同期を維持するようにしてください。

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