ストレージクラウドの作成
ストレージクラウドを作成するときは、ストレージクラウドに 1 つ以上の FC ポートを割り当てます。ストレージクラウドの作成が完了したら、それを I/O テンプレートまたは I/O プロファイルを使用してホストにプッシュします。これにより、指定された特性を持つ必要なストレージアクセスポイントが提供されます。
デフォルトのストレージクラウドが存在します。このデフォルトには、検出されたファブリックデバイス (複数可) で検出された Oracle Fabric Manager で使用可能な FC ポートがすべて含まれます。このデフォルトのストレージクラウドでは、ソフトウェアの管理下にある終端ポイントの合計数が表示されます。ポートが特定のストレージクラウドに割り当てられても、これらのポートは Oracle Fabric Manager からは削除されず、単に別のオブジェクトに再度割り当てられるだけであるため、表示される合計数は減少しません。
一般に、ストレージクラウドは、関連付けられている FC ポートに関して似たようなテーマに沿って作成されます。たとえば、ストレージクラウドに、特定のホストサーバーセットに対して特定のゾーンまたはコントローラへの vHBA 接続を提供するポートが備わっている場合があります。
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「追加」をクリックします。
この手順では、割り当てられるストレージクラウドが 1 つしか示されていませんが、複数のストレージクラウドを同じ I/O テンプレートに割り当てることができます。
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フィールドに値を入力します。
注 -
HA vHBA を終端させるストレージクラウドを作成する場合は、ストレージクラウドに少なくとも 2 つの別々の FC が必要です。HA vHBA 用 I/O テンプレートの作成方法の詳細については、
I/O テンプレートへの HA vHBA の追加を参照してください。
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名前
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名前を入力します。
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説明
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(オプション) 説明を入力します。
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FC ポート
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このストレージクラウドで使用されるポートを選択します。複数のポートを同じストレージクラウドに割り当てることも、複数のストレージクラウドを同じポートに割り当てることもできます。
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HA の指定
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2 つのファブリックデバイスが HA ペアとして配備される場合は、「HA の指定」チェックボックスを選択します。HA 指定は、Oracle Fabric Manager のすべての HA オブジェクトが接続する 1 番目と 2 番目のファブリックデバイスを決定します。
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「拡張構成」をクリックして、目的の高度な機能を選択します。
拡張プロパティーを使用すれば、SAN QoS などのトラフィックシェーピング機能を制御できます。F2-12 仮想化スイッチでは、SAN QoS がサポートされていません。
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QoS
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ストレージクラウド内の vHBA に適用する SAN QoS プロファイル (存在する場合) を選択します。ストレージクラウドに SAN QoS が適用されている場合は、クラウドに関連付けられているすべての vHBA が特定の CIR 値を受け取ります。クラウドの SAN QoS は、個々の vHBA の SAN QoS よりも優先されます。SAN QoS とストレージクラウドの詳細については、 SAN QoS の操作を参照してください。
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「送信」をクリックしてストレージクラウドの構成を完了させます。
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ストレージクラウドが正常に作成されたことを確認します。