ストレージクラウドを作成するときは、ストレージクラウドに 1 つ以上の FC ポートを割り当てます。ストレージクラウドの作成が完了したら、それを I/O テンプレートまたは I/O プロファイルを使用してホストにプッシュします。これにより、指定された特性を持つ必要なストレージアクセスポイントが提供されます。
デフォルトのストレージクラウドが存在します。このデフォルトには、検出されたファブリックデバイス (複数可) で検出された Oracle Fabric Manager で使用可能な FC ポートがすべて含まれます。このデフォルトのストレージクラウドでは、ソフトウェアの管理下にある終端ポイントの合計数が表示されます。ポートが特定のストレージクラウドに割り当てられても、これらのポートは Oracle Fabric Manager からは削除されず、単に別のオブジェクトに再度割り当てられるだけであるため、表示される合計数は減少しません。
一般に、ストレージクラウドは、関連付けられている FC ポートに関して似たようなテーマに沿って作成されます。たとえば、ストレージクラウドに、特定のホストサーバーセットに対して特定のゾーンまたはコントローラへの vHBA 接続を提供するポートが備わっている場合があります。
この手順では、割り当てられるストレージクラウドが 1 つしか示されていませんが、複数のストレージクラウドを同じ I/O テンプレートに割り当てることができます。
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拡張プロパティーを使用すれば、SAN QoS などのトラフィックシェーピング機能を制御できます。F2-12 仮想化スイッチでは、SAN QoS がサポートされていません。
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