この手順を完了するために、次の情報が利用できるようにします。
サーバーの GUID。
サーバーのブート元 LUN。この LUN は、サーバーのブート情報を含み、iSCSI ストレージアレイ上に配置されます。ブート情報が vNIC の配備先サーバーに到達するためのパスを提供するには、Oracle vNIC をこの LUN に接続する必要があります。
ストレージにログインすることで取得可能なターゲット IQN (T-IQN)。
vNIC プロパティーを表示することで取得可能なイニシエータ IQN (I-IQN)。この情報は、ファブリックデバイス上で show server-profile profile-name iscsi-boot -detail コマンドを発行することで取得できます。I-IQN を表示するには、–detail オプションが必須です。
I/O テンプレートの作成を参照してください。
iSCSI ブート vNIC の構成時に、vNIC は iSCSI ブートと標準仮想 I/O 機能の両方をサポートします。
このアイコンがある場合、ホストに接続された vNIC がブート可能であることを示します。次の図は、ブート可能な vNIC を示します。
ブート可能アイコンがない場合、「iSCSI ブート」が選択されていることを確認します。
I/O プロファイルの作成を参照してください。すでにブートしてファブリックデバイスに接続しているサーバー用に iSCSI ブートを設定している場合、I/O テンプレートから I/O プロファイルを作成できるようになります。
I/O プロファイルのサーバーへの接続を参照してください。I/O プロファイルをサーバーに割り当てる場合、ブート可能 vNIC および関連する iSCSI ブートプロファイルのサーバーへのプッシュを開始します。
Oracle Fabric Manager は、iSCSI ブート可能 vNIC および iSCSI ブートプロファイルをホストにプッシュする際に、IQN 情報を指定して、ホストおよびホストの iSCSI ブート情報を含む LUN 間のパスを完成させるように求めます。単一パスと二重パスのどちらの iSCSI 構成でも、IQN 情報が必要です。