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Oracle® Fabric Manager 5.0.2 管理ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

MAC ベース QoS の概要

MAC ベース QoS を構成する場合、vNIC 上の特定のデバイスアドレスに条件を設定します。MAC ベース QoS を vNIC 上に構成する場合、vNIC 上のトラフィックとの実際の一致が I/O カードレベルで発生するため、トラフィックは vNIC の終端ポートを制御するチップで制御されます。

MAC ベース QoS プロファイルには、次の情報要素が含まれています。

  • 「MAC アドレス」- 共有 vNIC の MAC アドレスを定義します。たとえば、VM 上に配備された vNIC です。vNIC が物理サーバー上に配備されている場合は、vNIC の MAC アドレスが 1 つのみであるため、MAC ベース QoS プロファイルを構成する必要はありません。結果として、MAC ベース QoS プロファイルは VM 環境以外には構成できません。

  • 「ネットワーク QoS プロファイル」- 共有 vNIC 上で使用できる帯域幅とトラフィックの量を制御します。

  • 「方向」- ネットワーク QoS プロファイルのトラフィックフローを決定します。

  • 「説明」- (オプション) 説明を入力します。

MAC ベース QoS プロファイルは、同じ vNIC 上で複数のデバイスがサポートされている場合に使用される共有 vNIC で役立ち、各デバイスには、そのデバイスに入るまたはデバイスから出る (IngressEgress、または Both) の QoS フローが個別に必要です。

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