MAC ベース QoS を構成する場合、vNIC 上の特定のデバイスアドレスに条件を設定します。MAC ベース QoS を vNIC 上に構成する場合、vNIC 上のトラフィックとの実際の一致が I/O カードレベルで発生するため、トラフィックは vNIC の終端ポートを制御するチップで制御されます。
MAC ベース QoS プロファイルには、次の情報要素が含まれています。
「MAC アドレス」- 共有 vNIC の MAC アドレスを定義します。たとえば、VM 上に配備された vNIC です。vNIC が物理サーバー上に配備されている場合は、vNIC の MAC アドレスが 1 つのみであるため、MAC ベース QoS プロファイルを構成する必要はありません。結果として、MAC ベース QoS プロファイルは VM 環境以外には構成できません。
「ネットワーク QoS プロファイル」- 共有 vNIC 上で使用できる帯域幅とトラフィックの量を制御します。
「方向」- ネットワーク QoS プロファイルのトラフィックフローを決定します。
「説明」- (オプション) 説明を入力します。
MAC ベース QoS プロファイルは、同じ vNIC 上で複数のデバイスがサポートされている場合に使用される共有 vNIC で役立ち、各デバイスには、そのデバイスに入るまたはデバイスから出る (Ingress、Egress、または Both) の QoS フローが個別に必要です。