HA パートナーの構成
HA パートナーは、アクティブまたはパッシブのいずれかの状態にできます。アクティブパートナーは、コマンドが発行され、同期が開始されるサーバーです。アクティブな HA パートナーが構成される際、データをパッシブ HA パートナーにプッシュして、バックアップを完了できます。
パッシブな HA パートナーは、HA Oracle Fabric Manager システム内の 2 つ目のサーバーです。アクティブパートナーと同期すると、パッシブな HA パートナーは Oracle Fabric Manager 構成のコピーを保持し、サーバーがオンラインバックアップサーバーとなることで HA が提供されます。
2 台の Oracle Fabric Manager サーバーを HA パートナーとして構成するには、次の手順を使用します。1 台のサーバーがアクティブで、もう 1 台がパッシブです。
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HA パートナーになる各サーバーの有効なホスト名を指定します。
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各サーバー上で、/opt/xsigo/xms/conf/ofm.properties ファイルに次の行を追加します。
ofm.ha.hostname=local-DNS-name-or-IP-address
ofm.ha.password=password-remote-host-uses-to-secure-HA-pings-and-messages
この手順であとから正確に名前を入力する必要があるため、使用するホスト名を記録します。
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各サーバー上で Oracle Fabric Manager を再起動します。
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1 番目のサーバー上で、2 番目のサーバーに関する情報を入力します。
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1 番目の Oracle Fabric Manager サーバーにログインします。
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バナー上の「HA」アイコンをクリックし、「HA パートナーの構成」を選択します。
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「追加」をクリックして「新しい HA パートナー」ダイアログを表示させます。
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「ホスト名」フィールドに、2 番目の HA パートナーの名前を入力します。
Step 1 で 2 番目のサーバーの ofm.properties ファイルに追加した ofm.ha.hostname を正確に入力します。
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「HA パスワード」フィールドに、入力したホスト名に対応する HA パスワードを入力します。
Step 1 で 2 番目のサーバーの ofm.properties ファイルに追加した ofm.ha.password を正確に入力します。
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オプションの説明を入力します。
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「送信」をクリックします。
追加した HA パートナーがサマリーパネルに表示されます。
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2 番目のサーバー上で、1 番目のサーバーに関する情報を入力します。
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2 番目の Oracle Fabric Manager サーバーにログインします。
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Step 2 を繰り返し、2 番目のサーバー上のサマリーパネルに 1 番目のサーバーを追加します。
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2 番目のサーバーをパッシブサーバーとして構成します。
最初のサーバーをアクティブパートナーとして指定する必要はありません。サーバーはデフォルトでアクティブになります。
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バナー上の「HA」アイコンをクリックし、「現在のインスタンスの構成」を選択します。
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「モード」メニューから passive を選択し、同期間隔を設定します。
同期間隔により、アクティブサーバーがその構成をパッシブサーバーにプッシュする頻度が決まります。
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「送信」をクリックします。
注 -
この時点で、1 つのアクティブな HA パートナーと 1 つのパッシブな HA パートナーが存在します。2 つの HA パートナーは、両方がサマリーパネルに追加されたあとに自動的に同期します。手動で同期を開始することもできます。詳細については、
同期の強制実行を参照してください。
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同期が発生したあと、システムの両方の Oracle Fabric Manager サーバーにふたたびログインし、ツールバーの「HA」アイコンをチェックして、HA の状態が構成されていることを確認します。
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アクティブな HA パートナーでは、HA ツールバーに HA:active:up と表示されます。
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パッシブな HA パートナーでは、HA ツールバーに「HA:パッシブ:稼働中」と表示されます。