センサーは各モジュールの障害状態を検出します。障害が発生している場合は、アラームが発生します。モジュールの障害状態の有無を表示するには、次のタスクを使用します。
-> show /SYS/MODULES/
/SYS/MODULES
Targets:
MODULE0
MODULE1
MODULE3
MODULE5
MODULE6
MODULE10
仮想化スイッチ内の I/O モジュールには 0 から 11 までの番号が付けられ、モジュール 0 は最初 (左端) の物理スロットを占有します。
show /System/Networking/Modules/Module_X health
ここで、X は、情報を表示するモジュールスロットに対応する 0 から 11 の数値になります。
たとえば、モジュール 3 の健全性を表示するには、次のように入力します。
-> show /System/Networking/Modules/Module_3 health
/System/Networking/Modules/Module_3
Properties:
health = OK
show /System/Networking/Modules/Module_X health
ここで、X は、情報を表示するモジュールスロットに対応する 0 から 11 の数値になります。
たとえば、モジュール 3 の詳細な健全性を表示するには、次のように入力します。
-> show /System/Networking/Modules/Module_3/ health_details
/System/Networking/Modules/Module_3
Properties:
health_details = -
モジュールの health と health_state の間で、モジュールが正常に動作しているかどうかを判断できます。この例では、特定の値がないことで、モジュールが正常な状態で動作していることを示しています。
show /SYS/MODULES/MODULEX/FAULT
ここで、X は、情報を表示するモジュールスロットに対応する 0 から 11 の数値になります。
たとえば、モジュール 3 の障害状態を表示するには、次のように入力します。
-> show /SYS/MODULES/MODULE3/FAULT
/SYS/MODULES/MODULE3/FAULT
Targets:
Properties:
type = Module
ipmi_name = MODULE3/FAULT
class = Discrete Sensor
value = State Deasserted
alarm_status = cleared
この例では、モジュールセンサーが Deasserted 状態にあるため、モジュールで障害状態が発生していません。モジュールセンサーの状態については、Oracle ILOM モジュールのターゲットの概要を参照してください。