ASR プロパティーの構成 (Oracle ILOM CLI)

ASR が動作するためには、有効な My Oracle Support アカウントが必要です。ASR ユーザー名を作成する場合、アクティブな My Oracle Support アカウントで登録されているユーザー名と一致する必要があります。

1. エンドポイントを構成します。

   -> set /SP/clients/asr endpoint=domain.company.com
   ->
   

   ここでは:

   • domain は、ASR メッセージを送信するドメインまたはサーバーです。

   • company は ASR メッセージを送信するドメインまたはサーバーの会社です。

   たとえば、transport.oracle.com というエンドポイントを構成するには、次のように入力します。

   -> set /SP/clients/asr endpoint=transport.oracle.com
   Set 'endpoint' to 'transport.oracle.com'
   ->
   

2. パスワードを構成します。

   -> set /SP/clients/asr password=testword
   Changing password for ASR user...
   Enter new password again: ********
   Set 'password' to '********'
   New password was successfully set for user /SP/clients/asr
   
   ->
   

3. ASR ユーザー名を構成します。

   -> set /SP/clients/asr username=username@company.com
   ->
   

   ここでは:

   • username は有効な My Oracle Support アカウントに関連付けられている名前です。

   • company は、スイッチが設置されている会社名です。

   たとえば、ユーザー名 admin1@abc.com を構成するには、次のように入力します。

   -> set /SP/clients/asr username=joe.public@companyq.com
   Set 'username' to 'joe.public@companyq.com'
   ->
   

4. (オプション) ASR サービスにイベントを送信します。

   -> set /SP/clients/asr send-event=test
   Set 'username' to 'joe.public@companyq.com'
   ->
   

関連情報

• ASR クライアントの有効化 (Oracle ILOM CLI)

• ASR プロキシプロパティーの構成 (Oracle ILOM CLI)

• ASR クライアントの無効化 (Oracle ILOM CLI)

• ASR クライアントステータスの表示 (Oracle ILOM CLI)