スイッチの AD クライアント情報の表示 (Oracle ILOM CLI)

スイッチは、役割、サーバーとポート、グループ、ロケータプロパティー、証明書、検索プロパティー、および資格証明を含む AD ユーザーの管理をサポートする AD クライアントをホストします。

1. スイッチ用に構成されている AD クライアントプロパティーを表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory
   /SP/clients/activedirectory
    	Properties:
    		address = 0.0.0.0
    		defaultrole = Operator
    		dnslocatormode = disabled
    		expsearchmode = disabled
    		logdetail = none
    		port = 0
    		state = disabled
    		strictcertmode = disabled
    		strictcredentialerrormode = disabled
    		timeout = 4
   ->
   

2. 構成されている AD 管理者グループを表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/admingroups/X
   ->
   

   ここで X は、管理者グループに対応する 1 から 5 です。

   たとえば、管理者グループ 1 のプロパティーを表示するには、次のように入力します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/admingroups/1
   /SP/clients/activedirectory/admingroups/1
    	Properties:
    		name = (none)
   ->
   

3. 構成されている AD カスタムグループを表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/customgroups/X
   ->
   

   ここで X は、カスタムグループに対応する 1 から 5 です。

   たとえば、カスタムグループ 1 のプロパティーを表示するには、次のように入力します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/customgroups/1
   /SP/clients/activedirectory/customgroups/1
    	Properties:
    		name = (none)
    		roles = (none)
   ->
   

4. 構成されている AD オペレータグループを表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/opergroups/X
   ->
   

   ここで X は、オペレータグループに対応する 1 から 5 です。

   たとえば、オペレータグループ 1 のプロパティーを表示するには、次のように入力します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/opergroups/1
   /SP/clients/activedirectory/opergroups/1
    	Properties:
    		name = (none)
   ->
   

5. 構成されている AD ユーザードメインを表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/userdomains/X
   ->
   

   ここで X は、ユーザードメインに対応する 1 から 5 です。

   たとえば、ユーザードメイン 1 のプロパティーを表示するには、次のように入力します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/userdomains/1
   /SP/clients/activedirectory/userdomains/1
    	Properties:
    		name = (none)
   ->
   

6. 構成されている AD 代替サーバーを表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/alternateservers/X
   ->
   

   ここで X は、代替サーバーに対応する 1 から 5 です。

   たとえば、代替サーバー 1 のプロパティーを表示するには、次のように入力します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/alternateservers/1
   /SP/clients/activedirectory/alternateservers/1
    	Properties:
    		address = (none)
    		port = 0
   ->
   

7. スイッチの代替 AD サーバー用に構成されている証明書を表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/alternateservers/X/cert
   ->
   

   ここで X は、代替サーバーに対応する 1 から 5 です。

   たとえば、代替サーバー 1 の証明書を表示するには、次のように入力します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/alternateservers/1/cert
   /SP/clients/ldapssl/activedirectory/1/cert
    	Properties:
    		certstatus = certificate not present
    		clear_action = (Cannot show property)
    		issuer = (none)
    		load_uri = (Cannot show property)
    		serial_number = (none)
    		subject = (none)
    		valid_from = (none)
    		valid_until = (none)
    		version = (none)
   ->
   

8. 構成されている AD DNS ロケータクエリーを表示します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/dnslocatorqueries/X/cert
   ->
   

   ここで X は、ロケータクエリーに対応する 1 から 5 です。

   たとえば、ロケータクエリー 1 のプロパティーを表示するには、次のように入力します。

   -> show -d properties /SP/clients/activedirectory/dnslocatorqueries
   /SP/clients/activedirectory/dnslocatorqueries/1
    	Properties:
    		service = _ldap._tcp.gc._msdcs.DOMAIN.PORT:3269
   ->
   

   同じサービスとドメインの異なるポート、またはまったく異なるサービスまたはドメインに、異なるロケータクエリーを構成できます。

関連情報

• AD クライアントの有効化 (Oracle ILOM CLI)

• AD プロパティーの構成 (Oracle ILOM CLI)

• DNS ロケータクエリーの構成 (Oracle ILOM CLI)

• AD サーバーの証明書の管理 (Oracle ILOM CLI)

• 代替 AD サーバーの構成 (Oracle ILOM CLI)