このドキュメントには、スイッチに関連する Oracle ILOM 3.2.6 の基本情報が記載されています。
Oracle ILOM は、SP を介してハードウェアデバイスをリモートで管理する手段です。スイッチの場合、SP はスイッチ内の管理コントローラです。Oracle ILOM は、ユーザー、ハードウェア、サービス、プロトコル、および構成のモニタリングおよび制御を可能にします。Oracle ILOM を使用して、ハードウェアコマンドでは実行できないタスクを実行できます。
Oracle ILOM には次の 2 つのプライマリインタフェースがあります。
Oracle ILOM CLI。Oracle ILOM CLI の概要を参照してください。
Oracle ILOM Web。Oracle ILOM Web インタフェースの概要を参照してください。
Oracle ILOM Web インタフェースを使用すると、Oracle ILOM コンポーネントとサービスのポイント&クリック管理が可能になります。これらのインタフェースにアクセスするには、Oracle ILOM からデフォルトの root ユーザーアカウントを使用します。root アカウントは、Oracle ILOM ターゲット、コンポーネント、およびサービスの追加、削除、作成、有効化、無効化などを行うための完全な特権を持っています。
さらに、Oracle ILOM 実装では、業界標準の SNMP インタフェースがサポートされます。
管理コントローラ (SP) ファームウェアをバージョン 1.1.2 以降にアップグレードすると、Oracle ILOM 3.2.x のサポートがインストールされます。Oracle ILOM の追加の利点として、将来の SP およびファームウェアのアップグレードが大幅に簡素化されることがあります。Oracle ILOM の詳細は、次のドキュメントを参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E37444_01/index.html