Oracle ILOM ユーザーが最初に作成されるときに、それらのユーザーの特権を管理するパスワードと役割を割り当てます。場合によって、ユーザーは、役割またはパスワードを変更する必要が生じます。たとえば、ユーザーが社内で仕事が変わった場合、役割も変更する必要がある場合があります。ユーザーアカウントを削除して再作成する必要なく、いつでも Oracle ILOM ユーザーのパスワードおよび役割を変更できます。
-> set /SP/users/user password=password role=role
ここでは:
username はユーザーアカウント名です。
password は新しいパスワードです。
role はユーザーの新しい役割です。
role では、aucros 文字列の文字を使用して、それぞれの機能を有効にできます。ユーザーの役割と権限を参照してください。
たとえば、testuser ユーザーのパスワードを変更するには、次のように入力します。
-> set /SP/users/testuser password=knockknock Changing password for user /SP/users/testuser... Enter new password again: ********** New password was successfully set for user /SP/users/testuser ->
![]() | 注意 - このタスクによって、ユーザーが root ユーザーパスワードを紛失したか、忘れた場合にリセットすることもできます。ユーザーは USB 管理ポートを使用して、root ユーザーパスワードをリセットする必要があります。 |