仮想化スイッチに取り付けられているモジュールは、スイッチの電源が投入され実行されている間、動作します。モジュールは、スイッチ全体の電源状態と異なる状態になることがあり、たとえば、仮想化スイッチの動作中にモジュールが停止している場合があります。
モジュールが現在停止している場合は、それを起動できます。モジュールが起動すると、モジュール上の 12V およびアクティブな 3.3V 電源装置が再起動します。
-> show /SYS/MODULES/ /SYS/MODULES Targets: MODULE0 MODULE1 MODULE3 MODULE5 MODULE6 MODULE10
仮想化スイッチ内の I/O モジュールには 0 から 11 までの番号が付けられ、モジュール 0 は最初 (左端) の物理スロットを占有します。
-> show /SYS/MODULES/MODULEX power_state
ここで、X は、起動するモジュールスロットに対応する 0 から 11 までの数値になります。
たとえば、モジュール 3 を起動するには、次のように入力します。
-> show /SYS/MODULES/MODULE3 power_state /SYS/MODULES/MODULE3 Properties: power_state = Off
-> start /SYS/MODULES/MODULE3/ Are you sure you want to start /SYS/MODULES/MODULE3 (y/n)? y Starting /SYS/MODULES/MODULE3
-> show /SYS/MODULES/MODULE3 power_state /SYS/MODULES/MODULE3 Properties: power_state = On
-> show /SYS/MODULES/MODULE3 fault_state /SYS/MODULES/MODULE3 Properties: fault_state = OK
モジュールが障害状態の場合は、モジュールの障害のクリア (Oracle ILOM CLI)を参照してください。