ブートできるドメインの数は、プラットフォームに応じて次のように異なります。
物理的なパーティションあたり で最大 256
物理ドメイン当たり SPARC M6 システムで最大 128
物理ドメインあたり SPARC M5 システムで最大 128
Up to 128 on SPARC T7 systems
SPARC T5 システムで最大 128
SPARC T4 サーバーで最大 128
SPARC T3 サーバーで最大 128
UltraSPARC T2 Plus サーバーで最大 128
UltraSPARC T2 Plus サーバーで最大 64
未割り当ての仮想 CPU を使用できる場合は、それらをサービスドメインに割り当てて、仮想 I/O リクエストの処理に役立てます。32 を超えるドメインを作成する場合は、サービスドメインに 4 - 8 個の仮想 CPU を割り当ててください。ドメインの最大構成ではサービスドメインに CPU が 1 つしか含まれない場合、ドメインを構成して使用する際は、この単一の CPU に余分な負荷を与えないようにします。仮想スイッチ (vsw) サービスは、マシン内で使用可能なすべてのネットワークアダプタに分散させてください。たとえば、Sun SPARC Enterprise T5240 サーバー上で 128 ドメインをブートする場合は、4 つの vsw サービスを作成し、各サービスに 32 の仮想ネット (vnet) インスタンスを割り当てます。vsw サービスあたり 32 を超える vnet インスタンスを割り当てると、サービスドメインでハードハングが発生することがあります。
最大構成を実行するには、ゲストドメインをサポートするために適切な量のメモリーがマシンに必要です。このメモリー量は、使用しているプラットフォームと OS によって異なります。使用しているプラットフォームのドキュメントについては、Oracle Solaris 10 8/11 Installation Guide: Planning for Installation and Upgrade 、Installing Oracle Solaris 11 Systems 、およびInstalling Oracle Solaris 11.1 Systems を参照してください。
ドメインで使用されている vsw サービスが複数のドメイン内の多数の仮想ネットワークにサービスを提供していると、ゲストドメイン内のメモリーやスワップ領域の使用量が増加します。この増加は、vsw に接続されているすべての vnet インスタンス間のピアツーピアリンクによるものです。サービスドメインでは、追加のメモリーを設定すると役立ちます。64 を超えるドメインを実行する場合の推奨される最小サイズは 4G バイトです。10 以下のドメインをグループにまとめて起動し、ブートが完了するまで待機してから次のグループを起動します。この方法は、ドメインにオペレーティングシステムをインストールする際にも適用されます。リンクの数は、inter-vnet リンクを無効にすることで減らすことができます。Inter-Vnet LDC チャネルを参照してください。