Oracle® VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 5 月
 
 

ゲストドメインの作成と起動

ゲストドメインでは、sun4v プラットフォームとハイパーバイザによって提供される仮想デバイスの両方と互換性のあるオペレーティングシステムを実行する必要があります。現時点では、Oracle Solaris 10 11/06 OS 以降を実行する必要があります。Oracle Solaris 10 1/13 OS を実行すると、すべての Oracle VM Server for SPARC 3.2 機能を使用できます。必要になる可能性がある特定のパッチについては、Oracle VM Server for SPARC 3.2 インストールガイド を参照してください。デフォルトのサービスを作成し、制御ドメインからリソースを再度割り当てたら、ゲストドメインを作成して起動できます。


注 - CPU の割り当て数が 1024 を超えているゲストドメインでは、Oracle Solaris 10 OS を実行できません。また、Oracle Solaris 10 OS を実行するために、CPU DR を使用して CPU の数を 1024 以下に減らすこともできません。

この問題を回避するには、そのゲストドメインをバインド解除し、CPU の数が 1024 以下になるまで CPU を削除してから、ゲストドメインを再バインドします。その後、このゲストドメインで Oracle Solaris 10 OS を実行できます。