ldm set-io コマンドは、プロパティー値を変更するか、新規プロパティーを設定することで、仮想機能の現在の構成を変更します。
この動的方法を使用できない場合は、静的方法を使用します。静的 SR-IOV を参照してください。
ldm set-io コマンドを使用すると、bw-percent、port-wwn、および node-wwn プロパティーを変更できます。
仮想機能がドメインに割り当てられているときは、bw-percent プロパティーのみを動的に変更できます。
primary# ldm list-io
仮想機能の名前には、PCIe SR-IOV カードまたはオンボードのデバイスの場所情報が含まれています。
ldm set-io [bw-percent=value] [port-wwn=value node-wwn=value] pf-name
いつでも動的に変更できる bw-percent プロパティーとは異なり、port-wwn および node-wwn プロパティー値は、仮想機能がドメインに割り当てられていないときにのみ動的に変更できます。
この例では、帯域幅 (パーセント) およびポート WWN とノード WWN の値を指定するために、指定された仮想機能 /SYS/MB/PCIE7/IOVFC.PF0.VF0 のプロパティーを変更します。
primary# ldm set-io port-wwn=10:00:00:14:4f:fc:f4:7c \ node-wwn=20:00:00:14:4f:fc:f4:7c bw-percent=25 /SYS/MB/PCIE7/IOVFC.PF0.VF0