バックエンドを 1 つのスライスディスクとしてドメインにエクスポートすると、そのドメインに、8 つのスライス (s0 - s7) を持つ通常のディスクとして表示されます。ただし、使用できるのは 1 番めのスライス (s0) のみです。このタイプのディスクは、format(1M) コマンドで表示できますが、ディスクのパーティションテーブルは変更できません。
また、1 つのスライスディスクは OS インストールソフトウェアからも表示でき、OS のインストール先のディスクとして選択できます。この場合、UNIX ファイルシステム (UNIX File System、UFS) を使用して OS をインストールするときは、ルートパーティション (/) のみを定義し、このパーティションがすべてのディスク領域を使用する必要があります。
どのバックエンドも、1 つのスライスディスクとしてエクスポートできます。ただし、フルディスクとしてのみエクスポートできる物理ディスクは除きます。