旧バージョンの Oracle VM Server for SPARC および Oracle Solaris OS では、ジャンボフレームを構成することでネットワークパフォーマンスを改善できました。この構成は必須ではなくなったため、別の理由で必要な場合を除いて、サービスドメインおよびゲストドメインでは標準の MTU 値 1500 を使用することが最適な方法です。
ネットワークパフォーマンスを改善するには、サービスドメインおよびゲストドメインで extended-mapin-space プロパティーを on に設定します。これは、Oracle VM Server for SPARC 3.1 ソフトウェアおよびサポートされているシステムファームウェアのデフォルト設定です。
primary# ldm set-domain extended-mapin-space=on domain-name
extended-mapin-space プロパティー値を確認するには、次のコマンドを実行します。
primary# ldm ls -l domain-name |grep extended-mapin extended-mapin-space=on