Figure 10–2を参照してください。
primary# ldm add-vdsdev mpgroup=mpgroup1 backend-path1 volume@primary-vds0
backend-path1 は、primary ドメインからの仮想ディスクバックエンドへのパスです。
primary# ldm add-vdsdev mpgroup=mpgroup1 backend-path2 volume@alternate-vds0
backend-path2 は、alternate サービスドメインからの仮想ディスクバックエンドへのパスです。
primary# ldm add-vdisk disk-name volume@primary-vds0 domain-name
次は、LUN を作成し、同じ mpgroup を使用してプライマリドメインと代替ドメインの両方の仮想ディスクサービスにそれを追加する方法を示しています。
LUN にアクセスするときにどちらのドメインを最初に使用するのかを決定するには、ドメインにディスクを追加するときに、関連するパスを指定します。
仮想ディスクデバイスを作成します。
primary# ldm add-vdsdev mpgroup=ha lun1@primary-vds0 primary# ldm add-vdsdev mpgroup=ha lun1@alternate-vds0
primary-vds0 からの LUN を最初に使用するには、次のコマンドを実行します。
primary# ldm add-vdisk disk1 lun1@primary-vds0 gd0
alternate-vds0 からの LUN を最初に使用するには、次のコマンドを実行します。
primary# ldm add-vdisk disk1 lun1@alternate-vds0 gd0
仮想ディスクをマルチパスで構成し、ゲストドメインを起動すると、仮想ディスクは関連付けられているいずれかのサービスドメインを介してバックエンドにアクセスします。このサービスドメインが利用できなくなると、仮想ディスクは、同じマルチパスグループに属する別のサービスドメインを介してバックエンドへのアクセスを試みます。
注意 - マルチパスグループ (mpgroup) を定義する場合、同じ mpgroup に属する仮想ディスクバックエンドは、事実上同じ仮想ディスクバックエンドにする必要があります。異なるバックエンドを同じ mpgroup に追加すると、予期しない動作が生じ、それらのバックエンドに格納されているデータが消失または破損する可能性があります。 |