Oracle® VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド

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更新: 2015 年 5 月
 
 

さまざまなリストの表示

  • インストールされている現在のソフトウェアのバージョンを表示するには:

    primary# ldm -V
  • すべてのドメインの省略形式のリストを生成するには:

    primary# ldm list
  • すべてのドメインの長形式のリストを生成するには:

    primary# ldm list -l
  • すべてのドメインの拡張リストを生成するには

    primary# ldm list -e
  • すべてのドメインの解析可能でマシンが読み取り可能なリストを生成するには:

    primary# ldm list -p
  • 次に示す 1 つ以上の format オプションを入力して、出力をリソースのサブセットとして生成できます。1 つ以上の形式を指定する場合、スペースなしでコンマを使用して項目を区切ります。

    primary# ldm list -o resource[,resource...] domain-name
    • console 出力には、仮想コンソール (vcons) および仮想コンソール端末集配信装置 (vcc) サービスが含まれます。

    • core 出力には、コア全体が割り当てられているドメインについての情報が含まれます。

    • cpu 出力には、仮想 CPU (vcpu)、物理 CPU (pcpu)、およびコア ID についての情報が含まれます。

    • crypto 暗号化装置の出力には、モジュラー演算ユニット (mau)、およびサポートされているその他の暗号化装置 (Control Word Queue、CWQ) などが含まれます。

    • disk 出力には、仮想ディスク (vdisk) および仮想ディスクサーバー (vds) が含まれます。

    • domain-name 出力には、変数 (var)、ホスト ID (hostid)、ドメインの状態、フラグ、およびソフトウェアの状態が含まれます。

    • memory 出力には、memory が含まれます。

    • network 出力には、メディアアクセス制御 (mac) アドレス、仮想ネットワークスイッチ (vsw)、および仮想ネットワーク (vnet) デバイスが含まれます。

    • physio 物理入出力には、Peripheral Component Interconnect (pci) およびネットワークインタフェースユニット (niu) が含まれます。

    • resmgmt – 出力には、動的なリソース管理 (DRM) のポリシー情報が含まれ、現在実行中のポリシーと、コア全体の構成に関連する制約の一覧が表示されます。

    • serial 出力には、仮想論理ドメインチャネル (vldc) サービス、仮想論理ドメインチャネルクライアント (vldcc)、仮想データプレーンチャネルクライアント (vdpcc)、および仮想データプレーンチャネルサービス (vdpcs) が含まれます。

    • stats 出力には、リソース管理ポリシーに関連する統計情報が含まれます。

    • status 出力には、進行中のドメインの移行に関連するステータス情報が含まれます。

      次の例に、指定可能なさまざまな出力のサブセットを示します。

    • 制御ドメインの CPU 情報を一覧表示するには:

      primary# ldm list -o cpu primary
    • ゲストドメインのドメイン情報を一覧表示するには:

      primary# ldm list -o domain ldm2
    • ゲストドメインのメモリーおよびネットワーク情報を一覧表示するには:

      primary# ldm list -o network,memory ldm1
    • ゲストドメインの DRM ポリシー情報を一覧表示するには:

      primary# ldm list -o resmgmt,stats ldm1
  • ドメインの変数とその値を表示するには:

    primary# ldm list-variable variable-name domain-name

    たとえば、次のコマンドは、ldg1 ドメインの boot-device 変数の値を表示します。

    primary# ldm list-variable boot-device ldg1
    boot-device=/virtual-devices@100/channel-devices@200/disk@0:a
  • ドメインにバインドされたリソースを一覧表示するには:

    primary# ldm list-bindings domain-name
  • SP に格納されている論理ドメイン構成を一覧表示するには:

    ldm list-config コマンドは、サービスプロセッサに格納されている論理ドメイン構成を一覧表示します。–r オプションとともに使用する場合、このコマンドは、制御ドメインに存在する自動保存ファイルの構成を一覧表示します。

    構成の詳細については、ドメイン構成の管理を参照してください。ほかの例については、ldm(1M) マニュアルページを参照してください。

    primary# ldm list-config
    factory-default
    3guests
    foo [next poweron]
    primary
    reconfig-primary

      構成名の右にあるラベルの意味は、次のとおりです。

    • [current] 最後にブートされた構成。これは、現在動作している構成に一致する間、つまり再構成を開始するまでの間のみ表示されます。再構成を行なったあとは、注釈が [next poweron] に変更されます。

    • [next poweron] 次回電源を再投入するときに使用される構成。

    • [degraded] 構成は、以前にブートした構成の縮退バージョンです。

  • すべてのサーバーリソース (バインドされたリソースおよびバインドされていないリソース) を一覧表示するには:

    primary# ldm list-devices -a
  • 割り当て可能なメモリーの量を一覧表示するには:

    primary# ldm list-devices mem
    MEMORY
        PA                   SIZE
        0x14e000000          2848M
  • メモリーのどの部分が論理ドメインで利用不可かを判定するには:

    primary# ldm list-devices -a mem
    MEMORY
        PA                   SIZE            BOUND
        0x0                  57M             _sys_
        0x3900000            32M             _sys_
        0x5900000            94M             _sys_
        0xb700000            393M            _sys_
        0x24000000           192M            _sys_
        0x30000000           255G            primary
        0x3ff0000000         64M             _sys_
        0x3ff4000000         64M             _sys_
        0x3ff8000000         128M            _sys_
        0x80000000000        2G              ldg1
        0x80080000000        2G              ldg2
        0x80100000000        2G              ldg3
        0x80180000000        2G              ldg4
        0x80200000000        103G
        0x81bc0000000        145G            primary
  • 使用可能なサービスを一覧表示するには:

    primary# ldm list-services