Oracle® VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド

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更新: 2015 年 5 月
 
 

ドメインの構成のチェック

ldm list-o コマンドを使用して、ドメインが CPU コア全体で構成されているかどうか、およびドメインに割り当てられている CPU コアを表示する方法を判断します。

  • ドメインが CPU コア全体で構成されているかどうかを判断するには

    primary# ldm list -o resmgmt domain-name

    出力にコア全体の制約が表示され、max-cores プロパティーでドメインに構成されている CPU コアの最大数を指定していることを確認します。ldm(1M) マニュアルページを参照してください。

    次のコマンドは、ldg1 ドメインが CPU コア全体および最大 5 つのコアで構成されていることを示します。

    primary# ldm list -o resmgmt ldg1
    NAME
    ldg1
    
    CONSTRAINT
       whole-core
       max-cores=5
  • ドメインがバインドされると、CPU コアがドメインに割り当てられます。ドメインに割り当てられている CPU コアを表示するには

    primary# ldm list -o core domain-name

    次のコマンドは、ldg1 ドメインに割り当てられているコアを表示します。

    primary# ldm list -o core ldg1
    NAME 
    ldg1
    
    CORE 
    CID	PCPUSET 
    1	(8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15) 
    2	(16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23)