Oracle® VM Server for SPARC 3.2 管理ガイド

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更新: 2015 年 5 月
 
 

ドメインの移行

    次の例は、ldm migrate-domain コマンドの <data> セクションの内容を示しています。

  • 1 番めの <Content> ノード (<ldom_info> セクションなし) は、移行元のソースドメインです。

  • 2 番めの <Content> ノード (<ldom_info> セクションあり) は、移行先のターゲットドメインです。ソースドメインとターゲットドメインの名前は同じにすることができます。

  • ターゲットドメインの <ldom_info> セクションには、移行先のマシンおよびこのマシンへの移行に必要な詳細情報が記述されます。

    • target-host は、移行先のターゲットマシンです。

    • user-name は、ターゲットマシンのログインユーザー名で、SASL 64 ビットでエンコードされている必要があります。

    • password は、ターゲットマシンへのログインに使用するパスワードで、SASL 64 ビットでエンコードされている必要があります。


注 - Logical Domains Manager では、sasl_decode64() を使用してターゲットのユーザー名およびパスワードを復号化し、sasl_encode64() を使用してこれらの値をエンコードします。SASL 64 符号化は、base64 符号化に相当します。
使用例 22-25  migrate-domain<data> セクションの例
<Envelope>
  <References/>
  <Content xsi:type="ovf:VirtualSystem_Type" ovf:id="ldg1"/>
  <Content xsi:type="ovf:VirtualSystem_Type" ovf:id="ldg1"/>
    <Section xsi:type="ovf:ResourceAllocationSection_Type">
      <Item>
        <rasd:OtherResourceType>ldom_info</rasd:OtherResourceType>
        <gprop:GenericProperty key="target">target-host</gprop:GenericProperty>
        <gprop:GenericProperty key="username">user-name</gprop:GenericProperty>
        <gprop:GenericProperty key="password">password</gprop:GenericProperty>
      <Item>
    </Section>
  </Content>
</Envelope>