Go to main content

Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x

印刷ビューの終了

更新: 2021 年 8 月
 
 

ブラウザユーザーインタフェース (BUI)

Oracle ZFS Storage Appliance ブラウザユーザーインタフェース (BUI) は、アプライアンスの管理のためのグラフィカルツールです。BUI によって、管理タスク、概念の視覚化、およびパフォーマンスデータの解析のための直感的な環境が提供されます。BUI によって、システム動作を視覚化したり、アプライアンスでのパフォーマンスの問題を識別したりするための整理された環境が提供されます。

image:BUI ウィンドウの例

ブラウザでシステムにアクセスするには、初期構成中に NET-0 ポートに割り当てた IP アドレスまたはホスト名のいずれかを使用します。たとえば、https://ipaddress:215 または https://hostname:215 と指定します。ログイン画面が表示されます。

BUI の右上にリンクが表示されるオンラインヘルプは、コンテキストヘルプです。BUI のトップレベルとセカンドレベルの各画面で「ヘルプ」ボタンをクリックすると、関連するヘルプページが表示されます。

image:サイドパネルへのファイルシステムのドラッグ

ファイルシステムのプロパティーを、「プロジェクト」サイドパネルを使用して別のプロジェクトに移動することによって変更します。

マストヘッドには、ナビゲーションや通知のためのいくつかのインタフェース要素、および主要な機能が含まれています。左側には、上から下に、Sun/Oracle のロゴ、ハードウェアのモデルバッジ、ハードウェアの電源切断/再起動ボタンが配置されています。右側に移ると、ここでも上から下に、ログイン ID、ログアウト、ヘルプ、メインナビゲーション、サブナビゲーションが配置されています。

image:マストヘッドのイメージ

システムアラートは、トリガーされたときにマストヘッドに表示されます。複数のアラートが連続してトリガーされた場合は、「ダッシュボード」画面に表示される最新のアラートのリスト、または「ログ」画面に表示される完全なログを参照してください。

BUI の「構成」、「保守」、「シェア」、「ステータス」、および「分析」領域間を移動して表示するには、メインナビゲーションリンクを使用します。各領域内の機能や関数にアクセスするには、サブナビゲーションリンクを使用します。

セッションの注釈を提供した場合、その注釈は、ログイン ID とログアウトコントロールの下に表示されます。ログアウトすることなく、以降の管理アクションのためにセッションの注釈を変更するには、テキストリンクをクリックします。セッションの注釈の詳細は、ユーザーの構成を参照してください。

タイトルバーはマストヘッドの下に表示され、ローカルナビゲーションや、現在のビューによって異なる機能を提供します。

image:タイトルバーのイメージ

たとえば、アイデンティティーマッピングサービスのタイトルバーは、次のものを有効にします。

  • サイドパネルを介したサービスの完全なリストへのナビゲーション

  • アイデンティティーマッピングサービスを有効または無効にするためのコントロール

  • アイデンティティーマッピングの稼働時間のビュー

  • アイデンティティーマッピングサービスの「プロパティー」、「規則」、および「ログ」画面へのナビゲーション

  • 現在の画面で実行された構成の変更を適用するためのボタン

  • 現在の画面で適用された構成の変更を元に戻すためのボタン

「サービス」ビューと「プロジェクト」ビューの間をすばやく移動するには、タイトルまたは展開 image:開いたパネル 矢印をクリックして、サイドパネルを開いたり閉じたりします。

image:サイドパネルのイメージ

プロジェクトを追加するには、サイドバーの「追加」リンクをクリックします。

プロジェクト間でシェアを移動するには、移動アイコン image:移動アイコンを示す図。 をクリックし、ファイルシステムのシェアをサイドパネルにある適切なプロジェクトにドラッグします。

シェアを別のプロジェクトにドラッグすると、プロパティーが親プロジェクトから継承されるように設定されている場合は、そのシェアのプロパティーが変更されることに注意してください。

ほとんどの BUI コントロールは標準の Web フォーム入力を使用しますが、注意する必要のある重要な例外がいくつか存在します。

表 1  主な Web フォームの例外
BUI コントロールのサマリー
プロパティーを変更します
編集アイコン image:編集アイコンを示す図。 をクリックし、ダイアログボックスを完了します
リスト項目またはプロパティーエントリを追加します
追加アイコン image:追加アイコンを示す図。 をクリックします
リスト項目またはプロパティーエントリを削除します
削除 アイコンをクリックします image:削除アイコンを示す図。
変更を保存します
「適用」ボタンをクリックします
保存された変更を元に戻します
「戻す」ボタンをクリックします
リストから項目を削除します
ごみ箱アイコン image:破棄アイコンを示す図。 をクリックします (マウスを項目の行の上に移動すると、このアイコンが表示されます)
リスト内の項目を検索します
リストの右上にある検索アイコン image:検索アイコンを示す図。 をクリックします
リストの見出しでソートします
リストを再ソートするには、太字のサブ見出しをクリックします
項目を移動またはドラッグします
移動 アイコンをクリックします image:移動アイコンを示す図。
項目の名前を変更します
名前の変更 アイコンをクリックします image:名前変更アイコンを示す図。
システムに関する詳細を表示します
使用しているモデルの oracle.com Web ページに移動するには、Oracle のロゴまたはモデルバッジをクリックします
サイドパネルを自動的に開きます
項目をサイドパネルにドラッグします

アクセス権を設定する場合は、RWX ボックスがクリック可能なターゲットになります。アクセスグループのラベル (「ユーザー」、「グループ」、「その他」) をクリックすると、そのラベルのすべてのアクセス権のオン/オフが切り替わります。

image:アクセス権

シェアプロパティーを編集するには、「プロジェクトから継承」チェックボックスのチェックマークを外します。

image:シェアプロパティーのイメージ

リスト内の項目のコントロールを表示するには、マウスをその行の上に移動します。

image:ファイルシステムのリスト

すべてのモーダルダイアログボックスでは、上に現在のアクションを識別するタイトルと、そのアクションのコミットまたは取り消しを行うためのボタンがあり、下にコンテンツが配置されています。モーダルダイアログのコンテンツ領域はメインのコンテンツ領域と同じインタフェース規約に従いますが、ほかのアクションを実行するには、その前にタイトルバーにあるボタンを使用して破棄する必要がある点が異なります。

image:「しきい値アラートの追加」ダイアログボックス

アイコンはシステムのステータスを示し、機能へのアクセスを提供するほか、ほとんどの場合は、クリックされたときにアクションを実行するボタンとして機能します。マウスをインタフェースアイコンの上に移動してツールチップを表示すると役立ちます。下の表は、ユーザーインタフェースの規約の基本を示しています。

ステータスの光は、システムの健全性やサービスの状態の基本的なインジケータです。

表 2  ステータスインジケータ
アイコン
説明
アイコン
説明
image:ステータス: オン
オン
image:ステータス: 警告
警告
image:ステータス: オフ
オフ
image:ステータス: 無効
無効

次のアイコンはユーザーインタフェース全体にわたって現れ、基本的な機能のほとんどをカバーしています。

表 3  BUI のアイコン
アイコン*
説明
アイコン*
説明
--
image:名前変更アイコンを示す図。
名前の変更 (テキスト編集)
--
image:切断アイコンを示す図。
切断
--
image:移動アイコンを示す図。
移動
--
image:クローンアイコンを示す図
クローン
image:編集アイコンを示す図。
image:編集アイコンを示す図。
編集
--
image:ロールバックアイコンを示す図。
ロールバック
image:無効になった破棄アイコンを示す図。
image:破棄アイコンを示す図。
破棄
--
image:アプライアンス電源アイコンを示す図。
アプライアンス電源
image:無効になった追加アイコンを示す図。
image:追加アイコンを示す図。
追加
--
image:適用アイコンを示す図。
適用
image:無効になった削除アイコンを示す図。
image:削除アイコンを示す図。
削除
--
image:戻すアイコンを示す図。
戻す
image:無効になった取り消しアイコンを示す図。
image:取り消しアイコンを示す図。
取り消し/閉じる
--
image:情報アイコンを示す図。
情報
--
image:エラーアイコンを示す図。
エラー
--
image:リスト列のソート (下)
リスト列のソート (下)
--
image:アラートアイコンを示す図。
アラート
--
image:リスト列のソート (上)
リスト列のソート (上)
image:無効になった電源アイコンを示す図。
image:電源投入アイコンを示す図。
オン/オフの切り替え
image:無効になった最初のページアイコンを示す図。
image:最初のページアイコンを示す図。
最初のページ
image:無効になった再起動アイコンを示す図
image:再起動アイコンを示す図
再起動
image:無効になった前のページアイコンを示す図
image:前のページアイコンを示す図
前のページ
--
image:ロケータアイコンを示す図。
検索
image:無効になった次のページアイコンを示す図
image:次のページアイコンを示す図
次のページ
image:無効になった無効化またはオフラインアイコンを示す図。
image:無効化またはオフラインアイコンを示す図。
無効/オフライン
image:無効になった最後のページアイコンを示す図。
image:最後のページアイコンを示す図。
最後のページ
image:無効になったロックアイコンを示す図。
image:ロックアイコンを示す図。
ロック
--
image:検索アイコンを示す図。
検索
--
image:待機スピナーアイコンを示す図。
待機スピナー
image:閉じたメニューアイコンを示す図。
image:開いたメニューアイコンを示す図。
メニュー
--
image:逆方向アイコンを示す図。
逆方向
image:閉じたパネルアイコンを示す図。
image:開いたパネルアイコンを示す図。
パネル

* 左側には無効になったアイコンが示されています。

次のアイコンは、異なるタイプのオブジェクトを区別するとともに、二次的に重要な情報を提供するために使用されます。

表 4  その他のアイコン
アイコン
説明
アイコン
説明
image:アクセス制御リストの許可の規則アイコンを示す図
許可
image:SAS アイコンを示す図
SAS
image:アクセス制御リストの拒否の規則アイコンを示す図
拒否
image:SAS ポートアイコンを示す図
SAS ポート
image:ストレージプールアイコンを示す図
ストレージプール