クラスタ構成のシャットダウン (BUI)
クラスタ構成をシャットダウンするには、この手順を使用します。シャットダウンしたクラスタは、両方のコントローラの電源を投入することで、シャットダウン前と同じクラスタ構成に復元できます。
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いずれかのピアコントローラから、「構成」 > 「クラスタ」に移動します。
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各コントローラのクラスタ状態を確認します。
次の図では、アクティブコントローラが controller-a で、スタンバイコントローラが controller-b です。
次の表では、表示される可能性のあるコントローラ状態 (アクティブコントローラとスタンバイコントローラ) の有効なペアについて説明します。
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アクティブ
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アクティブ
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両方のコントローラは通常のクラスタ化された状態で実行されています。
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アクティブ (テイクオーバー完了)
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準備完了 (フェイルバックを待機中)
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controller-a はすべてのリソースを所有し、アクティブコントローラです。controller-b はスタンバイモードで、リソースがありません。プールの移動回数を制限するために、最初にスタンバイコントローラをシャットダウンします。
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アクティブ (テイクオーバー完了)
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クラスタに再度参加しています...
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controller-b はリブート中で、controller-a がすべてのリソースを所有します。
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アクティブ (テイクオーバー完了)
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不明 (切断または再起動中)
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controller-b の電源が切られているかリブート中であるか、クラスタ相互接続リンクがすべて停止しています。
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controller-b の BUI にログインし、マストヘッドの下の左側にある電源アイコン
をクリックします。
注 -
プールの移動回数を制限するために、最初にスタンバイコントローラをシャットダウンします。
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controller-a の BUI から、「構成」>「クラスタ」に移動し、controller-b の電源が切断され、クラスタ状態が不明 (切断または再起動中) であることを確認します。
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controller-a の BUI から、マストヘッドの下の左側にある電源アイコン
をクリックします。
- (オプション)
Oracle ILOM を使用して、両方のコントローラの電源が切断されていることを確認します。
Oracle ILOM で次のコマンドを入力します。
->show /SYS power_state
ILOM へのアクセスの詳細については、Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアルのコマンド行インタフェースを使用した Oracle ILOM へのリモートログインを参照してください。
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ディスクシェルフの電源を切断します。
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電源装置のオン/オフスイッチを「O」(オフ) の位置に入れます。
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キャビネットの外部電源から電源コードを取り外します。
注 -
ディスクシェルフへの電力供給を完全に停止するには、すべての電源コードを取り外す必要があります。
詳細は、Oracle ZFS Storage Appliance インストールガイドのディスクシェルフの電源切断を参照してください。