クラウドプロパティー
クラウドプロパティーは、次のカテゴリにグループ化されます。
クラウドデータサービスプロパティーは、クラウドデータサービスの構成時に使用されます。
表 22 クラウドデータサービスプロパティー
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緑色のステータスアイコン
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status = online
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クラウドデータサービスがオンラインであることを示します。
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灰色のステータスアイコン
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status = offline
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クラウドデータサービスがオフラインであることを示します。
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SSL/TLS バージョンおよび暗号
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tls_version
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BUI では、SSL/TLS バージョンのチェックボックスを選択または選択解除します。CLI では、プロパティーを、コンマで区切った特定の値に設定します。タブ補完を使用して、使用可能な値のリストを表示します。
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ciphers
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BUI では、暗号のチェックボックスを選択または選択解除します。CLI では、プロパティーを、コンマで区切った特定の値に設定します。タブ補完を使用して、使用可能な値のリストを表示します。
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クラウドターゲットプロパティーは、クラウドターゲットの定義時または変更時に使用されます。
表 23 クラウドターゲットプロパティー
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名前
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name
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クラウドターゲット名。システムに対して一意である必要があります。このプロパティーは、クラウドターゲットを定義したあとに変更できます。
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場所
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location
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ユーザー
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user
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データバケットを使用
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databucket_on
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データとメタデータが異なるバケットにあるかどうかを示します。データはデータバケットに保存され、メタデータはバケットに保存されます。アーカイブバケットを使用する場合、メタデータは標準バケットに保存する必要があります。BUI では、関連付けられたチェックボックスを選択または選択解除します。CLI では、プロパティーを true または false に設定します。
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バケット
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bucket
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確定したバケット名。location、bucket、および data_bucket の組み合わせは、システムに対して一意である必要があります。BUI で「データバケットを使用」を選択したか、CLI で databucket_on を true に設定した場合、このプロパティーはメタデータバケット用です。BUI で「データバケットを使用」を選択しなかったか、CLI で databucket_on を false に設定した場合、このプロパティーはメタデータおよびデータ用です。
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データバケット
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data_bucket
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確定したバケット名。location、bucket、および data_bucket の組み合わせは、システムに対して一意である必要があります。BUI で「データバケットを使用」を選択したか、CLI で databucket_on を true に設定した場合、このプロパティーはデータバケット用です。BUI で「データバケットを使用」を選択しなかったか、CLI で databucket_on を false に設定した場合、このプロパティーは設定できません。
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テナンシ
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tenancy
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非公開鍵
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key
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Web プロキシを使用
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proxy_on
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プロキシが Web とのシステム通信に使用されるかどうかを示します。BUI では、関連付けられたチェックボックスを選択または選択解除します。CLI では、プロパティーを true または false に設定します。このプロパティーは、クラウドターゲットを定義したあとに変更できます。
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ホスト : ポート
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proxy_host
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Web プロキシのホスト名とポート番号。このプロパティーは、クラウドターゲットを定義したあとに変更できます。
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ユーザー名
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proxy_user
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Web プロキシにアクセスするために必要なユーザー名。このプロパティーは、クラウドターゲットを定義したあとに変更できます。
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パスワード
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proxy_password
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Web プロキシにアクセスするために必要なパスワード。このプロパティーは、クラウドターゲットを定義したあとに変更できます。
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緑色のステータスアイコン
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online = true
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クラウドターゲットがオンラインで使用可能であることを示します。
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書き込み制限帯域幅
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writelimit
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クラウドバックアップをクラウドターゲットにアップロードするときにトラフィック書き込み帯域幅を制限する場合の値および測定単位。測定単位:
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バイト/秒の場合、B/s
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K バイト/秒の場合、K/s
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M バイト/秒の場合、M/s
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G バイト/秒の場合、G/s
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読み取り制限帯域幅
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readlimit
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クラウドバックアップをクラウドターゲットから復元するときにトラフィック読み取り帯域幅を制限する場合の値および測定単位。測定単位:
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バイト/秒の場合、B/s
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K バイト/秒の場合、K/s
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M バイト/秒の場合、M/s
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G バイト/秒の場合、G/s
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灰色のステータスアイコン
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online = false
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クラウドターゲットがオフラインで使用不可であることを示します。
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id
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クラウドターゲットの ID。
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クラウドジョブプロパティーは、クラウドジョブの表示時に使用されます。
表 24 クラウドジョブプロパティー
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操作
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op
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操作タイプ: backup、delete、または restore。
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target
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クラウドターゲットの ID。
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ターゲット
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targetName
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クラウドターゲット名。
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更新
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created
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クラウドジョブの作成日時。
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updated
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クラウドジョブの更新/開始日時。
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id
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クラウドジョブの ID。
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形式
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format
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クラウドバックアップの形式: zfs (デフォルト) または tar。
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ステータス
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status
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クラウドジョブのステータス: in-progress、pending、completed、または error。
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rate
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1 秒あたりの測定単位で表された (「転送されたデータ量」を参照) データ転送の速度。
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transferred および estimated_size
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転送されたデータ量と推定サイズ。ジョブが進行中の場合、BUI では転送されたデータの割合と推定サイズが表示され、CLI では transferred および estimated_size プロパティーを使用して割合を計算できます。測定単位:
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B: バイト
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K: キロバイト
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M: メガバイト
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G: ギガバイト
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T: テラバイト
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P: ペタバイト
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E: エクサバイト
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dataset
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データセット。プール名/local/プロジェクト名/シェア名として定義されます。
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backup
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クラウドバックアップの ID。例: 3e035b7e546e0d02 / db7fd6c55558cea0
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snapshot
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スナップショット名。
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details
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クラウドジョブの詳細 (クラウドバックアップのステータス、バケット名、クラウドバックアップの形式、バックアップ ID など)。例: uploading backup to zfs / backups / zfs / 3e035b7e546e0d02 / db7fd6c55558cea0 / 000000001
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クラウドバックアッププロパティーは、クラウドバックアップの作成時または表示時に使用されます。
表 25 クラウドバックアッププロパティー
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ターゲット
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target
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クラウドターゲット名。
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ソース
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source
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クラウドバックアップのソースシステム。
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データセット
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dataset
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データセット。プール名/local/プロジェクト名/シェア名@スナップショット名として定義されます。
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形式
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format
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クラウドバックアップの形式: zfs (デフォルト) または tar。
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ストレージ層
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tier
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ストレージ層のタイプ: 標準またはアーカイブ。
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サイズ
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size
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クラウドバックアップのサイズ。測定単位:
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B: バイト
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K: キロバイト
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M: メガバイト
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G: ギガバイト
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T: テラバイト
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P: ペタバイト
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E: エクサバイト
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開始日
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started
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クラウドバックアップの開始日時。
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アップロード日
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uploaded
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クラウドバックアップのアップロード日時。
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id
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クラウドバックアップの ID。例: 3e035b7e546e0d02 / db7fd6c55558cea0
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親
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parent
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増分スナップショットの親スナップショット。このプロパティーは、増分スナップショットが選択されている場合のみ表示されます。
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クラウドバックアップ復元プロパティーは、Oracle ZFS Storage Appliance 上のクラウドバックアップの復元時に使用されます。
Oracle ZFS Storage Appliance 上に tar クラウドバックアップを復元したら、このタイプのバックアップでは元のファイルシステムプロパティーが保持されず、プロジェクトプロパティーも継承されないため、ファイルシステムのプロパティーを設定します。
表 26 クラウドバックアップ復元プロパティー
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プール
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pool
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クラウドバックアップ復元のローカルプール名。
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プロジェクト
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project
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クラウドバックアップ復元のローカルプロジェクト名。
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シェア
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share
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クラウドバックアップ復元のローカルシェア名。
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