「構成」>「クラスタ」ビューには、クラスタカードのステータス、クラスタコントローラの状態、およびクラスタリソースの概要がグラフィカルに表示されます。
次の図は、2 つの ZS9-2 コントローラ間のクラスタ接続を示しています。
図 1 ZS9-2 コントローラのクラスタ接続
次の図は、2 つの ZS7-2、ZS5-x、ZS4-4、ZS3-4、または 7x20 コントローラ間のクラスタ接続を示しています。
図 2 ZS7-2、ZS5-x、ZS4-4、ZS3-4、および 7x20 コントローラのクラスタ接続
次の図は、2 つの ZS3-2 コントローラ間のクラスタ接続を示しています。
図 3 ZS3-2 コントローラのクラスタ接続
このインタフェースには次のオブジェクトがあります。
各コントローラのサムネイル画像。ユーザーが現在ログインしているコントローラはビューの左側に示されます。各コントローラのサムネイルの上で、コントローラ名は左側に、コントローラの現在のクラスタ状態 (「アクティブ」や「準備完了」など) は右側に示されます。コントローラ状態の説明については、クラスタ化コントローラの状態を参照してください。
各クラスタカード接続を表す線。これらの線は、ハードウェアに応じて動的に更新されます。実線は、リンクが接続され、アクティブであることを示します。破線は、リンクが次のいずれかの理由で切断していることを示します。
もう一方のコントローラが再起動/リブートしています。
リンクが正しく配線されていないか、クラスタケーブルがコネクタでセキュアではありません。クラスタ配線の手順については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイドのクラスタケーブルの接続を参照してください。
クラスタの初期設定を実行する前に、すべてのリンクが接続され、アクティブであることを確認してください。クラスタ化構成へのスタンドアロンアプライアンスのアップグレード (BUI)を参照してください。
各コントローラのサムネイルの下には、そのコントローラに現在割り当てられているプライベートリソースおよびシングルトンリソースのリストと、IP アドレスやサイズなど、それらのリソースの属性が示されます。
リソースごとに、リソースの所有者が表示されます。リソースの所有者は、両方のコントローラが CLUSTERED 状態のときにリソースを提供するコントローラです。所有者を変更するには、現在の所有者名をクリックし、ピアコントローラを選択して、ビューの右上にある「適用」ボタンをクリックします。
所有者の右側には、リソースの修復を試行できる再起動アイコン
があります。
リソースごとに、リソースがプライベートであるかどうかを示すロックアイコン
があります。現在のコントローラが OWNER または CLUSTERED 状態のときは、リソースをロック (プライベートにする) またはロック解除 (シングルトンにする) できます。リソースをコントローラにロックしたり、リソースをコントローラからロック解除するには、ロックアイコンをクリックしてビューの右上にある「適用」ボタンをクリックします。リモートピアに属するプライベートリソースは、どちらのリソースリストにも表示されないことに注意してください。
次の表では、「構成」>「クラスタ」ビューの上にあるボタンについて説明します。
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