Oracle^® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release OS8.8.x

プロジェクトの暗号化鍵の変更 (BUI)

プロジェクトの暗号化鍵は、その鍵がクライアントシステムに使用されている場合であってもいつでも変更できます。

プロジェクトの暗号化鍵を変更すると、プロジェクトから鍵を継承するシェアの鍵が変更されます。

プロジェクトの親プールが暗号化されている場合、プロジェクトは、デフォルトで親プールから暗号化鍵を継承します。プロジェクトの鍵は、親プールの鍵を変更せずに変更できます。

1. 「シェア」>「プロジェクト」に移動します。
2. 変更するプロジェクトを見つけるには、「すべて表示」、「ローカル」、または「レプリカ」をクリックします。
3. 変更するプロジェクトの上にカーソルを移動し、編集アイコン をクリックします。
4. 「一般」をクリックします。

   プロジェクトパラメータが表示されます。

5. 必要に応じて、「プールから継承」のチェックマークを外します。

   「プールから継承」にチェックマークが付けられている場合、鍵は親プールからのみ変更できます。

6. プロジェクトの暗号化鍵を変更するには、使用するキーストアと鍵名を選択します。
7. 「適用」をクリックします。

   「適用」をクリックすると、変更が保存され新しい鍵が暗号化鍵領域に表示されます。このプロジェクトのすべてのシェアは、新しい暗号化設定を継承します。

   このプロジェクトからすでに暗号化設定を継承しているすべてのシェアも、新しい暗号化設定を継承します。暗号化ファイルシステムまたは LUN の作成 (BUI)を参照してください。

関連トピック

• プロジェクトの暗号化鍵の変更 (CLI)

• 暗号化鍵の削除 (BUI)

• 暗号化プロパティー